[KTM]WMX Rd.3 KTMファクトリーライダーが 2クラスで総合1-2フィニッシュ

世界屈指のサンドコースとして知られるオランダのファルケンワールトで開催された『2013モトクロス世界選手権/第3戦オランダ』。第1戦&第2戦と行われた、MX1&MX2混走で行われる「スーパーファイナル」は実施されず、各クラス通常通りのレース1&レース2が開催され総合順位が決定されました。

そこでRed Bull KTMファクトリーチームからMX1クラス(2st250cc以下、4st450cc以下)に参戦する#222/Antonio Cairoli(アントニオ=カイローリ)と#9/Ken de Dycker(ケン=デ=デッカー)か総合1-2を、またMX2クラス(2st125cc以下、4st250cc以下)の#84/JeffreyHerlings(ジェフリー=ハーリングス)と#911/Jordi Tixier(ジョルディ=ティクシー)も総合1-2となり、KTMにとっては最高の日となりました。

●MX2クラス/ハーリングスは深いサンドで高パフォーマンスを発揮

予選ヒートで激しく転倒したハーリングスは、コースサイドのフェンスにマシンとカラダが引っかかり身動きができない状態。それを観客が引き起こしコースに復帰しましたが、その行為により失格。決勝には最後尾の40番手でスタートすることになりました。

レース1。ティクシーはスタートを決めホールショットを獲得。ハーリングスはスタート時の混乱を避け慎重にスタートしましたがすぐにスパート。1周目をティクシー、M・アンスティ(スズキ)に次ぐ3位で通過します。その後ハーリングスはトップを奪うために画策しますが、ティクシーが固持。しかし11周目、ついにハーリングスがトップを奪うと一気にスパートを掛け、2位のティクシーに約11秒の差を付けてゴールしました。

レース2。ハーリングスはスタートに失敗、23番手に埋もれてしまいます。しかしティクシーはまたもホールショットを獲得。レース1同様、中盤までレースを支配します。ハーリングスはその後徐々に順位を上げ8周目に3位に、12周目に2位に、そして15周目にティクシーをかわし首位に出るとそのままゴール。サンドでの強さを見せつけました。

●MX1クラス/カイローリが総合優勝を獲得

レース1。カイローリは好スタートを切り早々にトップに立ちます。チームメイトのデ・デッカーは、E・ボブリシェフとM・ナグルの2人のホンダライダーに挟まれてしまいますが、7周目に2位に、10周目にはカイローリをかわしトップに。しかしその2周後にデ・デッカーはミスを犯し転倒。カイローリはそのままトップでゴールし、デ・デッカーは3位でフィニッシュしました。

レース2。オープニングラップで3位、そして2周目にトップに躍り出たデ・デッカーは、カイローリの激しい追い上げをかわし1位でゴール。カイローリとの1-2フィニッシュを達成しました。

これによりカイローリは通算56回目の総合優勝を果たし、ファルケンワールトでの5連覇も達成しました。

この4人のファクトリーライダーは、2クラスで1-2フィニッシュという偉業成し遂げただけでなく、世界一過酷と謳われるこのサンドコースにおいてハーリングスとティクシーが駆った250SX-Fと、カイローリの350SX-Fおよびデ・デッカーの450SX-Fのパフォーマンスの高さを強くアピールしました。

KTMモータースポーツの指揮を執るピット・バイラーは「我々のライダーがMX1およびMX2クラスで1-2フィニッシュしたことは非常に喜ばしい。我々は今まで以上に集中しこの状態をキープします」と語りました。難しいサンドコースでも圧倒的な速さを見せた MX1 クラス/カイローリ。オランダ・ファルケンワールトでの 5連勝となる勝利を獲得しました。カイローリのチームメイト、デ・デッカーはレース 2で優勝。ポイントスタンディングも 3位となりました。カイローリとデ・デッカーは総合で 1-2となり、KTMのパフォーマンスの高さもアピールしました。

カイローリのコメント:
「このコースはやっぱり難しい。サンドコースはバンピーで、レース2ではいくつかのミスも犯してしまった。最初の15分は自分のリズムを見つけられずにいた。最終ラップにやっと良いリズムになって、デ・デッカーを追い詰めることができた」

デ・デッカーのコメント:
「レース1では、トニーとともに良いスタートが切れた。そのあと僕がミスをしてトニーに先を越されてしまった。トップに立ったとき冷静さを保とうと努力していたけどリアが流れてマシンから振り落とされてしまった。リカバリーした後、あといくつかのコーナーがあれば2位のボブリシェフを抜くことができたのに残念だ」

ハーリングスのコメント:
「40番手でスタートするのは良いことじゃない。でもベストを尽くした。レース2のスタートはイマイチだったけど、レース1では良いスタートが切れた。だからレース1で勝つことはそんなに難しいことじゃなかった。そして最終ラップにオランダの国旗をたくさん見ることができた。とても光栄だ」

ティクシーのコメント:
「とても良い週末だった。2度も2位になって、勝ったよう気分になった。2レースともホールショットが取れたし、レース1では最初の25分間、レース2ではラスト5周までトップを走ってたんだから」

次戦/第4戦は、4月14日(日)イタリアで開催され ます。

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