ニュー「CBR600RR」国内仕様がデビュー!

CBR600RRが久々に大幅なモデルチェンジを受けたニューバージョンとして3月22日に発売される。昨年から海外のショーでは発表されていたが、今回発表されたのは国内仕様である。

見た目で大きく変わったのはスタイリング。特にフロントマスクが従来の鼻先の尖ったいわゆる“CBR顔”から一転、奥目の睨み顔になっている。インパクトは強いが好みは分かれるところだろう。

また、前後のアルミキャストホイールは、CBR1000RRと共通イメージの12本スポークタイプが新たに採用されグレード感が高まっている。「タイヤ接地点から受ける各方向の荷重に対する剛性を均等にして操舵フィーリングの向上を図る」とあるが、日常の走行ではデザイン面のメリットが大きいかも。

心臓部であるエンジンは従来モデルを継承しつつ、高回転域でのトルク特性向上のためラムダクトの形状を見直しているとあるが、スペック的には最高出力(78ps/12,000rpm)、最大トルク(5.3kgf・m/10,000rpm)ともに変わっていないようだ。ちなみに車重は2kg増の189kgとなっている。

なんといっても一番の変化はBPF(ビッグ・ピストン・フロントフォーク)の採用だ。BPFはすでにスズキやカワサキでも採用され、ホンダもCBR1000RRの2012モデルから導入されているシステムだが、ピストン大径化によりストローク初期での減衰力の素早い立ち上がりとスムーズな作動性を実現させるだけでなく、構造が単純なため軽量化できるなどのメリットもある。ハードブレーキング時の安定性だけでなく、普段使いでの乗り心地の向上を高次元で両立できるなど、ここ数年でにわかに注目を集める新しいタイプのサスペンションだ。
なお、リヤサスペンションにはMotoGPテクノロジーのフィードバックから生まれたホンダ独自のユニットプロリンクを継承。電子制御式“コンバインドABS”をタイプ設定しているのも従来どおりである。

価格設定はカラーや仕様によって異なるが、ベーシックな「グラファイトブラック」(109万8300円、ABS仕様は126万6300円)は前モデルから据え置きということで、今回のアップグレードの内容に照らせばお得感も高いと思う。

実車は「大阪&東京モーターサイクルショー」で展示されるはずなので、興味のある人は要チェックだ。

Webikeニュース編集長/ケニー佐川

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【新車】ホンダ「CBR600RR」をモデルチェンジするとともにスペシャルカラーモデル「CBR600RR Special Edition」を限定発売

ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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