ドゥカティから新世代「ハイパーモタード」がリリース!

ドゥカティから期待のニューモデル、「Hypermotard」と「Hypermotard SP」が3月からヨーロッパで販売される。

今回フルチェンジしたハイパーモタードは名前こそ従来どおりだが、まったくの白紙から設計されたニューモデルである。まずはエンジンが水冷化されているのがポイントで、110hpの最高出力を発揮する新世代のLツイン、821ccの「ニュー・ドゥカティ・テスタストレッタ11°」を搭載。ちなみに従来型の空冷Lツイン 1078cc 「デスモデュエ・エボルツィオーネ」を搭載するハイパーモタード 1100 EVOが95hpだったことを考えると大きな進化だ。伝統のスチール製トレリスフレームもディメンションが見直され、さらにポテンシャルを高めている。スタイリングもよりスリムになり、優れたエルゴノミクスを実現しつつもスーパーモタードにふさわしいアグレッシブな外見を備えているのが特徴だ。

もうひとつのポイントは、新たに電子デバイスが投入されている点。「ライド・バイ・ワイヤー」による3種類のエンジンマッピングと連動した、3つのレベル設定を持つ最新世代のボッシュ製9MPABSがコントロールするブレンボ製ブレーキング・システムが採用された「ABS」と、8段階の介入レベルを持つ「ドゥカティ・トラクション・コントロール」から構成される「ドゥカティ・セーフティ・パック」を採用。2013ムルティストラーダに搭載される最新システムと同様、簡単なボタン操作によって非常に多用途なドゥカティ・ライディング・モードを設定することが可能となった。

なお、SP仕様は前後サスペンションにマルゾッキとオーリンズが装備され、ホイールにもマルケジーニ製超軽量タイプの1199パニガーレSスタイルの3本スポーク鍛造アルミニウム製が装着されるなど足回りが大幅にグレードアップ。ライディングモードの設定もノーマルと異なるのが特徴となっている。

「ニューHypermotardは、毎日の通勤でも、休日のサーキット走行でも、常にファン・トゥ・ライドを意識したモデルに仕立て上げられ、優れた実用性や日常性を備えながらも、エキサイティングな体験を約束する真のドゥカティスタイルを追求したモデルである」とリリースでも紹介されているとおり、より幅広いシチュエーションの中で、安全かつフレキシブルな走りを実現してくれるモデルに仕上がっているはずだ。つい先日、スペインで開催されたプレス向け国際試乗会での評価も上々のようである。日本での発売日、価格は未定だが、今から楽しみである。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

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ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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