KTMがMotoGPライダー養成プログラムを起動

KTMがサポートを行い、MOTO GPと併催の”REDBULL FIM ROOKIES CUP”への参戦を目指して日本国内でレーシングテクニックを総合的に習得できる特別プログラム “ROOKIES CUP JAPAN”の概要が決定した。

オーストリアを本拠にするKTMでは、日本国内の若手ライダーを対象に、次世代を担う世界に通用する日本人レーシングライダーを育成することを目的とした”ROOKIES CUP JAPAN”を2013年度からスタートさせる。
このプログラムでは、本家ルーキーズカップと提携して、ライディングテクニックだけでなく、二輪工学やセッティング、語学なども学び、日本のベストライダーを育成、選抜して、ルーキーズカップ・セレクションイベントに派遣する計画。これまで、セレクションイベントへの具体的な道筋は英文のホームページを読み解き、難解な書類選考をパスしていかなければならないなど非常にハードルが高かったが、このシリーズから推薦されるライダーは事前選考無しで招待され、世界につながる明確な道のりを確保できるとのこと。 トレーニング内容、講師陣は世界で活躍した実績を持つ最高レベルを確保するとしている。

スクール会場には美浜サーキット、日本海間瀬サーキット、筑波サーキット、スポーツランドSUGO西コースなどのレーシングコースを予定。また、ロードトラックの他、フラットダートでの走行なども取り入れ、複数のコースでさまざまなトレーニングを積むことで、世界に通用するライダーの育成を目指す。
主なトレーニング車両として、125DUKEをKTMが提供。シーズン後半には、ニューマシンとして話題の390DUKEも投入し、ハイパワーとスピードに対応するトレーニングを行う予定だ。

KTMでは車両のほか、スペアホイール等のパーツの一部と期間中の車両のメインテナンスをサポートし、ROOKIES CUP JAPAN専用のレザースーツ・レーシングブーツはRSタイチが提供、 マシンに使用するオイルはレプソルが提供する。 その他、サポートについても、日本から世界で本格的に通用するライダーを育成していこうという理念に賛同する企業のスポンサーと調整中である。

参加費用は1名当たり75万円とし、レンタルバイク費用やタイヤ等の消耗品代、レース参加費や講師代、車両の輸送費、レザースーツなどの装具も含まれるとのこと。 スクーリング期間は3月から8月までの6ヶ月間を予定し、強化合宿、レース、スクール、トレーニングなど合計16日余もの濃密なシリーズイベントが組み込まれ、レースは10戦程度を計画中。

なお、上記参加費用は、参加者の中から選ばれる『ベストライダー』には奨学金として全額返却され、ルーキーズカップ・セレクションイベントに参加する際の航空券は、KTMから支給されることになっている。

将来の日本人MotoGPライダーを育てたいと願っているお父さん方、同じ志を持った企業や起業家の方、今こそこのプロジェクトに参加してみてはいかがだろう。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

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ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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