ケニー佐川編集長の2012年注目ニュースピックアップ

今年も残すところあと僅かとなりました。そこで、今年を締めくくる意味で2012年のバイク業界を俯瞰して感じたことを。

バイクそのものでは、輸入車の攻勢が目立った年でしたね。特にスポーツモデルの分野では1199パニガーレやHP4、MVアグスタF3など、電子デバイスを満載した高性能モデルが続々と投入されました。

電子デバイスと言えば、もうひとつの潮流、アドベンチャーツアラーの台頭も忘れてはなりません。世界的に好調なセールスを続けるR1200GSを包囲するように、国内外メーカーを巻き込むかたちで大排気量アドベンチャーモデルが花盛り。まさに「冒険王決定戦」の様相を呈しています。

そんな中でも印象的だったのが、ホンダのニューミッドコンセプト、NC700シリーズの発売でした。
低回転・低燃費・低コストとエンジン・車体を共有化したモジュラーコンセプトを武器に、400ccクラスの価格を実現しました。オートマのDCT機構やコンバインドABSなどの快適・安全機構も備えつつデザイン性でも負けてしません。ビッグバイクは高価で難しい乗り物というイメージを払しょくした功績は多大ですね。

もうひとつは、バイクを取り巻く環境の変化です。まだ少ないとは言え、バイク専用駐輪場が街中にも増え、有名百貨店でもバイクで買い物に行ける時代になりつつあります。
そして、メーカーやショップ、メディア主催のライダー向けイベントが全国各所で盛んに行われるようになりました。私自身も協力させていただきましたが、東日本大震災復興支援イベントが地元ライダーの有志によって開催されるなど、バイクやライダーを通じたソーシャル活動が、社会にとって有意義に機能するようになってきたことを実感できた年でした。

こうした地道な活動が、きっと世の中を変えていく原動力になるのではと思っています。そして、バイク好きな人が増えていくのだと。

今年一年、Webikeバイクニュースをご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。
2013年もよろしくお願いいたします!

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