BMWの2輪世界販売が過去最高に

BMWの2輪車の販売台数が11月としては過去最高を記録したそうである。

以下、レスポンスより。
「BMWの二輪部門、BMWモトラッドは12月7日、11月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は11月としては過去最高の6749台。前年同月比は10.4%増だった。市場別では、ドイツや南米、アジアが好調。ドイツ、スペイン、イタリアでは、排気量500cc以上のクラスで、引き続き市場をリードした。車種別では、『R1200 GS』が販売全体のおよそ17%を占め、牽引役を果たす。

また、BMWグループ傘下のイタリアのハスクバーナ(HUSQVARNA)モーターサイクル社は11月、1155台を販売。前年同月比は2.2%減と、わずかに減少した。2012年1〜11月累計では、前年同期比19.2%増の9484台を売り上げる。BMWモトラッドの2012年1〜11月累計新車販売は、1か月を残して2011年の10万0054台を超えた。同社のハイナー・ファウスト取締役は、「欧州のいくつかの国では販売に逆風が吹いているが、11月の世界販売は着実に伸びた」と語っている」

BMWの好調ぶりは日本でも同様で、JAIA(日本自動車輸入組合)から先週発表された、2012年11月度、輸入小型二輪車 新規登録台数 を見ても、BMWは11月に前年比177.3%(399台)の大幅な伸び率を示していることからも明らかだ。

そして、注目すべきは、『R1200 GS』が世界での販売全体のおよそ2割近くを占めており、依然、伝統的なフラットツインの強さを保持していること。最近は2013年型『ニューR1200GS』の話題で持ち切りだが、最後の空冷GSを求める一部のファン層による駆け込み需要もあるかもしれない。
また、究極の直4スーパースポーツ『HP4』やBMW初となるマキシスクーター、『C600 Sport』『C650GT』シリーズの貢献も大きいことだろう。

いずれにしても、この世界的な不況下にあって、革新的なニューモデルを矢継ぎ早に送り出し、高価な趣味の乗り物であるモーターサイクルの販売を着実に伸ばしている、BMWの企業努力には脱帽である。業種を超えて見習うべきことは多い。

Webikeニュース編集長/ケニー佐川

[参照] ◆11月のBMW二輪世界販売、過去最高(レスポンス)
[関連ニュース] ◆2012年11月度、輸入小型二輪車 新規登録台数

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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