年末、事故が増える時期になりました!

師走を迎え、なにかと気ぜわしい毎日。年末は挨拶回りや物流の増加などで交通量も増える時期なので、交通事故には十分気をつけたいものです。
 
ちなみに全国における交通事故死者数は、11月25日現在、3,838人(前年同期比-219人)と昨年に引き続き減少傾向で推移しているそうですが、年末・年始を迎えるにあたり、事故の増加が懸念されます。今週末あたりから、毎年恒例の事故防止と安全啓蒙を目的とした、「年末・年始の交通安全運動」が全国の都道府県で実施されるはずなので、一層気を引き締めていきましょう。

参考までに警視庁では「子供と高齢者の交通事故防止」「自転車の安全利用の推進」「飲酒運転の根絶」「二輪車の交通事故防止」「違法駐車対策の推進」の5つを重点項目として掲げています。

特に都内の二輪車の交通事故死者数は、全死者数の2割以上を占めているそうで、当然、取り締まりも強化されるはずです。
二輪の事故が多いのは東京や神奈川、大阪や兵庫などの大都市圏の特徴でもあります。大都市圏は二輪ユーザーの人口も多いため、事故総数が多くなるのは分かるとしても、その中でも「自動二輪」つまり50ccの原付ではなく、より大きいバイクの死亡事故割合が高いことも気になります。
 
ちなみに平成23年のデータによると、東京では二輪事故死者数(67件)の割合は全体の31.2%、そのうち約8割が「自動二輪」の事故になっていて、他の大都市圏でもほぼ同様の傾向が見られます。また、地方でも北海道のように9割以上を占める地域もあります。
 
これは憶測ですが、混雑した都市部や、逆にスピードを出しやすい広々とした場所での潜在的リスクは高く、ハイパワーで加速力のある大きなバイクほど、その危険性が高まるということではないでしょうか。
 
交通渋滞や過密スケジュールでイライラしやすい年末ですが、今年を無事に締め括るためにも、ぜひ落ち着いて穏やかな気持ちで運転するよう心がけましょう。

Webikeニュース編集長 ケニー佐川

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◆全国で年末の交通安全運動実施

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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