KTMがGPライダー育成プログラムをスタート

KTMジャパンは2013年より、世界に通用する日本人レーシングライダーの育成を目的としたプログラム、”ROOKIES CUP JAPAN”をスタートさせることを発表した。

以下、KTMジャパンのリリースより。
「オーストリアを本拠にエクストリームなモーターサイクルを製造するKTM( KTM ジャパン・03-3527-8885)は、日本国内の若手ライダーを対象に、次世代を担う世界に通用する日本人レーシングライダーを育成することを目的とした”ROOKIES CUP JAPAN”(仮称)を2013年度からスタートさせます。
このプログラムはSUGO・美浜・新潟などのテクニカルな各サーキットをまわりながら、レースツアーとして転戦するばかりでなく、ライディングテクニックから二輪工学、セッティング、メンタルトレーニング、語学などを総合的に学び、世界へ通用するライダーを育成する、15名限定の特別ミッションです。具体的には2013年の3月から8月まで集中的に10ヒート前後のレースを行い、その間12日間の合宿、合計4回のスクール、ダートトレーニングなどを行うものです。KTMではこのミッションにトレーニング車両として125 DUKEを提供。あわせてスペアホイールなども提供し、世界に通じる道を作り出していきます。
FIMではMOTO GPを頂点とするMOTO 2 MOTO 3を世界選手権として主催していますが、MOTO 3へ参戦する若手ライダーの登竜門として位置づけられ、事実多くのライダーを排出しているのがヨーロッパラウンドで戦われる”REDBULL FIM ROOKIES CUP”です。このレースへ参加するには年1回開催されるセレクション(選抜レース)を勝ち進む必要がありますが、そのための国内育成プログラムがこの”ROOKIES CUP JAPAN”なのです。
MOTO GP各クラスへはヨーロッパの国内選手権などからのステップアップの例はあるものの、全日本選手権からは極めて稀というのが実情です。国内での本格的な実戦スクールと”REDBULL FIM ROOKIES CUP”参戦へのサポートを通して、世界に通用するグランプリライダーの育成を支援していきます。詳細の発表、申し込み方法などは、別途改めて発表いたします」

世界GPにおいて、かつては日本人ライダーが一大勢力を誇った時代もあったが、最近では上位に進出することもなかなか厳しくなっている。高度に組織化され専門化した現代のグランプリシーンにおいては、もはや個人の努力と才能だけでのしあがっていくのは難しいという背景もあるようだ。そんな中、メーカー主導による将来のGPライダー育成プログラムの導入は大変意義のあることと思う。

 KTMは今年から4スト化されたMOTO3に当初から積極的にマシンを提供し、ファクトリーライダーのサンドロ・コルセテが初代MOTO3クラスチャンピオンを獲得したばかり。勢いに乗るKTMには、MOTO3で勝つためのノウハウが日々蓄積されていくはずだ。その意味でも、GPライダーへの登竜門として、このプロジェクトへの期待は大きいと思う。

Webikeニュース編集長/ケニー佐川

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◆[KTM]モトGPへの新たなチャレンジ。 ルーキーズカップ2013が いよいよスタート

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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