KTMから「390DUKE」と「690 DUKE R」がデビュー!

イタリア・ミラノで開催中の世界最大級のモータサイクル・ショー、EICMAにて、KTMは2013年モデルとして新たに390DUKEと690 DUKE Rをデビューさせた。

390 DUKEは完全新設計の375c.cエンジンを、125クラスの車体に搭載する過激なマシンだ。ピークパワーは44馬力(32KW)で、姉妹モデルと同様の超軽量トレリスフレームも増強されたパワーに見合うよう強化されている。

足まわりにはWP 製の高精度サスペンションとブレンボ製ディスクブレーキ、ボッシュ製9MB ABS が標準装着されるなど充実。軽量コンパクトなエンジンとシャーシの組み合わせによる、優れたハンドリングが魅力になっている。また、潤滑系統も排気量とパワーに見合ったものに改良され、クランクシャフトの抵抗を減らしトルクを増強。改良された三元触媒は信頼性が高まり、自然環境への負荷低減を達成しているという。

一方、690 DUKE Rはヨーロピアン・ジュニア・カップのベース車両となったモデルで、「超軽量シングル」による圧倒的なパフォーマンスによって、ひときわ素晴らしい”Ready To Race”の体験を可能にしたという。

690 DUKE Rには”R”モデルとして全く新しいフロントサスペンションが組み合わされ、新設計のフルアジャスタブル倒立フォークは、伸び側(右側)と圧側(左側)を左右に振り分けることで別々のセッティングが可能。サスペンション自体の軽量化も果たしている。トリプルクランプもオレンジアルマイト処理の鍛造削り出しタイプにグレードアップされた。
WP製リアショックは外部にリザーバータンクを備え、ハイ/ロースピード時の調整に対応。シビアなロードトラックでのライディングから荒れた郊外のワインディングまで、求められるセッティングに幅広く対応が可能になっている。
また、新たに最新のブレンボ製ブレーキシステムを搭載。ラジアルマウントM50キャリパーは高強度アルミ合金からの削り出しで、剛性を確保しながら6%の軽量化。更に専用ラジアルマスターシリンダーと組み合わされ、初期応答性に優れかつ非常に強力なストッピングパワーを発揮する。

さらに、ボッシュ製9M+ABSシステムは”R”用に「SUPERMOTOモード」を搭載し、後輪のロックまたはスライドを積極的に操作できる仕様に。人間工学に基づき改良されたフットペグとハンドルバー、そして専用のアクラポビッチサイレンサーも特徴になっている。

なお、日本国内での発表・発売時期、価格、スペック、仕様・装備等については、改めて発表される見通しだ。

これで、デュークシリーズも既存の125 DUKEと200 DUKEに加え、新たに390 DUKE と690 DUKE(R) 、そして990 SUPER DUKE R 、とフルラインナップが揃った形となり、KTMにおけるユーザーの選択肢も大きく広がったことになる。来年はますます面白くなりそうなKTMから目を離せそうにない。

Webikeニュース編集長/ケニー佐川

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ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

国産・外車を問わずミニモトからビッグバイクまで、どんなバイクでも乗りこなすモータージャーナリストとして2輪専門誌等で活躍中。
16歳から乗り継いだバイク30台、テストライド経験300台以上。装備や用品、カスタムパーツのテストも数多くこなしてきた。
MFJ公認インストラクター。米国ケビン・シュワンツ・スクール修了。

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