[YAMAHA] MotoGP Rd.17 2位のJ・ロレンソ&YZR-M1、シリーズチャンピオン決定

ヤマハ・ファクトリー・レーシングのJ・ロレンソは予選2位から発進し2位でゴール。チャンピオンシップのライバル、D・ペドロサ(ホンダ)が転倒リタイアに終わっため、最終戦を待たずして2012年MotoGP世界チャンピオンを決めた。スペイン人ライダーが最高峰クラスで2回、チャンピオンに輝くのはこれが初めて。モンスター・ヤマハ・テック3チームのC・クラッチローは3位表彰台、4位にドピツィオーゾが入った。明日(月曜日)、27回目の誕生日を迎えるクラッチローにとって、1日早いバースデイ・プレゼントとなった。

決勝はロレンソが好スタート。ペドロサ、C・ストーナー(ホンダ)、クラッチロー、ドピツィオーゾが続く展開。この1周目、ペドロサはロレンソを抜いて首位にたつ。2周目入ると、ロレンソはストーナーに先を譲り、ペドロサ、ストーナー、ロレンソのトップ集団となる。しかしこの周ペドロサが単独転倒。これでストーナーがトップに立ち、2番手ロレンソという展開に。結局その後の25周、ストーナー、ロレンソの順の変動はなく、ロレンソは単独2位を走ってゴールし2012シーズンのモトGPタイトルを手中にした。

全17戦を終えた時点で優勝6回、2位10回という見事な成績。シリーズポイントの合計は350ポイントとなり、ライバルのペドロサに43ポイント差をつけた。次回はいよいよ最終戦。ロレンソはチャンピオン争いのプレッシャーから解放されて、今季最後のホームレースに凱旋することとなった。母国ファンに好レースを見せるのを楽しみにしている。

3位争いも序盤の焦点だった。クラッチロー、ドビツィオーゾ、 S・ブラドル(ホンダ)、 A・バウティスタ(ホンダ) の4人の接近戦が展開されるが、クラッチローがジリジリと抜けだし、8ラップ目には一気にペースを上げ、そのラップの終了時点でドビツィオーゾに1.050秒の差をつけ、さらに4ラップ後には3.5秒差まで拡大。今週始めに患った気管支炎がまだ完治しない状態だが、後半は先行する2人と変らぬタイムで走る健闘。追い詰めることはできなかったものの今季2度目の表彰台獲得となった。これでシリーズポイントを合計151ポイントまで伸ばし、総合ランキング5位獲得の可能性を残した。

ドピツィオーゾは、ブラドル、バウティスタと抜き差しを繰りかえす4番手争いを展開。一時は2人に先行を許し6番手まで下がる場面もあったが、豊富な経験と技術を生かして、最終ラップで再び先行する2人を抜きかえし、4位でゴールした。ここまでの全17戦中、15回目のトップ5入りとなった。

【コメント】
■J・ロレンソ選手談(2位)
「何ということだ! ダニがミスをして転倒し、僕は思いがけず早めにチャンピオンになってしまった! ダニの離脱後もケイシーについて行きたかったんだけれど、今日の彼は強過ぎた。だから無理をせずに、自分のやるべきことをやったんだ。それは、しっかりと最後まで走りきること。そしてその結果、こうして2度目の世界タイトルを手にすることができた。何とも言えない、素晴らしい気分。チームのみんな、ヤマハ、家族や友人、スポンサー、ファン…僕を支えてくれたすべての人に心から感謝する。今日は信じられないくらいの最高の一日。ここまで非常に根気よく、非常に集中して頑張ってきた。そしてついに世界タイトルが舞い降りてきたんだ」

■W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームマネジャー談
「ダニに勝たなければならないことは、誰もが知っていた。もちろん彼のほうも、よくわかっていたはずだ。だから序盤から、あれほどハードにプッシュしていったのだ。結局、攻めすぎてしまったわけだが、その素晴らしいチャレンジ精神には敬服する。ホルヘのほうもとても好調で、とくに安定性では彼に優っており、あのまま行っていても勝てたと思うが、ダニの転倒後は完走だけを目指せば良かった。今シーズンは優勝と2位を
いくつも積み上げ、その結果、こうしてタイトルを獲得することができた。素晴らしいシーズンだった」

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