[DUCATI] MotoGP Rd.16 ヘイデンとロッシ、雨のマレーシアで4位、5位でフィニッシュ

2012年10月21日 マレーシアGP
完全なウェットコンディションに見舞われたセパン・サーキットで開催されたマレーシアGPで、ドゥカティチームのニッキー・ヘイデンとバレンティーノ・ロッシは、このレースをそれぞれ4位と5位で終えた。

Moto3レース中にすでに雨が降り始め、ウェットレースとなったこのカテゴリーのレースを制してタイトルを決めたのは、ドイツ人ライダーのサンドロ・コルテセ。Moto2レースが始まる頃には雨足がいっそう強まり、スタートが延期されたうえにレース周回数を短縮した。MotoGPの決勝レースではさらに状況が悪化。スタートが遅延し、クラッシュが続出したレースは、13周目で赤旗中断となった。レースはミスを犯さず、終始力強いペースで走行したヘイデンが4位でフィニッシュした。

チームメイトのロッシは、4列目から素晴らしいスタートを決め、オープニングラップ終了時点で5番手までポジションを上げると、9周目までドヴィツィオーゾやストーナーらと激しい3位争いを展開した。しかし、雨足が強まる中、7コーナーで大きくアウトにはらみ、9位までポジションを落とした。その後、再び5位まで順位を回復したものの、ここで赤旗が振られレースは7周を残して中断された。天候の回復を待ったが、さらに雨が強まったため、再スタートは行われず、このままレースは終了した。

【コメント】
■ニッキー・ヘイデン(ドゥカティ・モトGPチーム) 4位
「非常に厳しい状況だった。スタートは良かったが、目の前でドヴィツィオーゾがスライドして、一瞬スロットルを戻したためにポジションを落とした。その後、ポジションの回復には成功したものの、リアタイヤが何度か大きくスライドした。そこで無理をしない走りに切り替えたが、当初は我慢を強いられているような気分だった。しかし、何周かするうちに良いリズムで走れるようになった。レース中断は正しい判断だったと思う。赤旗中断前の数周はコースにかなりの水が溜まっていて、視界がほぼゼロに近く、リアライトを点灯していても前方のマシンがほとんど確認できなかった。ドライ・コンディションであれば4位の結果を喜べたが、ウェット・コンディションでのドゥカティのポテンシャルはもっと高かったはずなので、今回の結果には素直には喜べない。表彰台も現実的だったから、表彰台に立ってスタッフの士気を高めたかった。だが、これでスランプから脱することができたと思う。これを弾みに終盤のパフォーマンスを高めていきたい。」

■バレンティーノ・ロッシ(ドゥカティ・モトGPチーム) 5位
「4列目という不本意な予選グリッドポジションだったが、素晴らしいスタートが切れた。レース全体を通して見ても、それほど悪くなかったと思う。ドヴィツィオーゾやストーナーと争っている時にバイザーが曇り始めた。大雨が降っていたうえに薄暗く、非常に厳しいレースとなった。7コーナーでミスを犯してしまった。ドヴィツィオーゾ、スピーズ、ブラドルが相次いでクラッシュした箇所だったので、転倒を避けられたのはラッキーだった。しかし、このアクシデントがなかったとしても、僕のポジションは4位だったのではないかと思う。正直、僕よりストーナーの方が速かった。特に第2セクション(T2)では確実に彼の方が速かった。予定周回をすべてこなしてチェッカーを迎えたかったが、すでに路面にも水が溜まりすぎていた。あの状況では、どのコーナーでも簡単にハイドロプレーニングを起こしてしまうので、レース中断は正しい決定だと思う。」

■ヴィットリアーノ・グアレスキ(ドゥカティ・モトGPチーム・チームマネージャー)
「非常に奇妙な日曜日だった。これまでの週末に体験したことのないコンディションだった。敢えてハードレイン・タイヤを選択したが、結果的にこれが正しい選択だった。多くのライダーが犠牲になった状況で、ニッキーとバレンティーノはチームに有効なポイントを持ち帰ってくれた。ドゥカティのマシンはウェットパフォーマンスが素晴らしい。ふたりともこのアドバンテージを最大限に活かした、と言えるだろう。」

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