高速道路の2輪事故が増えています!

このほど、警察庁から高速道路における2輪車事故の概要が発表されました。今は絶好のツーリングシーズンですが、出かける前にちょっと気に留めていただければ幸いです。

以下、NMCA 日本二輪車協会より。
平成23年中及び平成24年7月末までに高速道路上で発生した、自動二輪車が第1当事者となった重傷以上の交通事故150件(死亡事故25件、重傷事故125件)を分析した結果、2輪車事故の特徴的な傾向が見えてきたとのこと。

1.約7割が単独事故
2.40〜50代が約半数
3.男性ライダーが大半
4.6割以上が免許取得10年以上のベテランライダー
5.平成18年頃を境に、20代よりも40〜50代の事故が増えた
6.法令違反は、ハンドル操作不適、前方不注視、安全速度・速度超過
7.排気量では、751cc以上が約半数8、タイプ別では、ネイキッド、アメリカン、スポーツの順

などとなっています。

以上をまとめると、「大型バイクに乗る40代以降の中年ライダーによる単独事故」というパターンが見えてきます。もちろん、ひとつの統計ですから、単純なステレオタイプに押し込めることはできません。ただ、最近の報道などを見る限り、肌感覚としてそんな感じはしています。

さらに細かく推移を見てみると、10年ぐらい前から40代以降の事故件数が増え始め、特にここ2〜3年は急増しているのが気になります。これは96年からの法改正により、大型自動2輪免許が教習所で取得できるようになり、大型バイクに乗る人が増えたことも関係していると思われます。ライダー人口の高齢化も無視できません。また、免許取得年数10年以上のベテランが多いとのことですが、使用期間は不明であることから、その中にはリターンライダーも多く含まれている可能性もあります。

そして、タイプ別では意外にも「ネイキッド型」や「アメリカン型」が多く、「レーサー型」や「スクーター型」を上回っていることも分かります。もともとの母数が違うので一概に比較はできないですが、“レプリカは危険でアメリカンなら安全”という訳ではないようです。

事故には必ず原因があります。まずは平常心で危険を予測し、防衛運転に徹すること。自分のスキルやバイクの性能を過信せず、常に謙虚なライディングを心掛けていただきたいと思います。

[関連ニュース]
高速道路における二輪車事故の概要が発表されました。

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