[YAMAHA]MotoGP Rd.13 ロレンソ今季6勝目!

ヤマハ・ファクトリー・レーシングのJ・ロレンソが独走で今季6勝目。チームメイトのB・スピースは5位。モンスター・ヤマハ・テック3チームのA・ドビツィオーゾは表彰台から0.003秒差で届かず4位。C・クラッチローは転倒リタイアした。

決勝スタートは、K・アブラハム(ドゥカティ)がグリッド上でエンジンをストールさせてイエロー・フラッグが提示されたが、スタート・シグナルは続行されたため混乱が起こり、やり直しとなる。やり直しのスタートでは、予選2位スタートのロレンソが、好スタートでレースをリード。一方、ポールシッターのD・ペドロサは、グリッドでの再スタートを待つ間にトラブルが発生し、グリッドからピットロードに回避したため最後尾からのスタート。1周目から追い上げていったが、後続車に接触され転倒リタイアした。そうした中、ロレンソは2番手以下を少しずつ引き離して独走した。

ロレンソの後方で展開された2番手争い。ここではV・ロッシ(ドゥカティ)を先頭に、S・ブラドル(ホンダ)、ドビツィオーゾ、クラッチロー、スピース、A・バウティスタ(ホンダ)が続く展開。まもなくクラッチローが転倒、再スタートするがハンドルが曲がっていたのでリタイアする。

ドビツィオーゾは、ブラドルの後を追って3位争いを続けるが、終盤に入るとブラドルが後退し、変わってバウティスタが追い上げ3位に。ドビツィオーゾはその後にピタリとつけ、0.493秒差で最終ラップを迎えると一気に加速。コースの終盤で追い上げを見せ、最終コーナーでついにバウティスタをとらえて3位に浮上。ところがその立ち上がりではらみ、ほとんど同時にゴールラインを通過。僅差でドビツィオーゾは4位。ふたりの差はわずか1000分の3秒だった。6番手を走っていたスピースは、終盤ブラドルをパスして5番手に、3位争いの後方について力走するが、ドビツィオーゾに約1.5秒遅れの5位となった。

◆J・ロレンソ選手談(優勝)
「昨日の予選も今日の朝のウォームアップも、ダニと非常に接近していて激しい戦いになった。ところが決勝では、ダニがバッドラックに見舞われてしまった。まずやり直しのスタート。その後、ヘクターに巻き込まれて転倒してしまったようだ。これは彼にとっては本当に不運なこと。オランダでは僕が、そして今日は彼がこのようなことになって、レースでは何が起こるかまったくわからない。僕らのほうは、僕の今日の成績を喜ぶべきだろう。ポイント争いでもアドバンテージを広げることができた。そして確かに、レース前よりも今のほうが気持ちがとても落ち着いているんだ!今回はドライ・セッションが1回しかなかったので、セッティングの時間が足りなかった。シャシー、制御関係、すべてのことをやり終えるのは誰にも不可能だったと思う。さらに今日は気温が高くなってグリップ感が不十分だった。第1コーナーでは僕も転倒しそうになったが、何とか持ちこたえたんだ」

◆B・スピース選手談(5位)
「表彰台には届かなかったけれど、今回はようやく、普通のレースができた。それがうれしいんだ。ラップタイムでは表彰台ペースに届かない周回も何度かあったが、レース終盤はしっかり攻めていくことができたと思う。そのなかでもいくつか問題はあって、とくにフロントタイヤのフィーリングがあまり良くなかった。セッティングが完璧でなかったなかで難しい戦いになってしまったけれど、何とかうまく、最後まで走り切ることができた。これまでの8週間は大変なことばかりが続いたので、今日の5位は表彰台くらいにうれしいよ!」

◆W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームマネジャー談
「非常に見ごたえあるレース。そしてとても重要な勝利となった。もちろん、ダニに対しては気の毒に思う。全18戦をまったく問題なく走り切れるとしたら非常に素晴らしいが、それは不可能なことなのだ。我々のほうは今、あと5レースを残して38ポイントのリード。これからも最後まで気を抜かず、プレッシャーをかけ続けていかなければならない」

◆M・メレガリ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームディレクター談
「ホルヘの優勝は見事だった。しかもそれを、ヤマハのスペシャル・イベントの一環である‘レース・ブルー`のカラーリングで成し遂げたのはとても良かった。ダニのほうは残念なことに、アッセンでの我々と同様のことが起こってしまった。チャンピオン争いでは我々が有利な位置に立っているが、ここから最後まで、安定性をキープして走り切らなければならない。ベンのほうは残念ながら、フロントタイヤのフィーリングがつかめず、なかなかポジションが上がらなかった。でも難しかったこのレースウイークを振り返れば、5位は決して悪くない。そして正しい方向へと進んでいることも間違いない」

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