16歳、野左根航汰が全日本で初勝利!

全日本ロードレース選手権 J-GP2クラスに「ウェビック チーム ノリック ヤマハ」からフル参戦中の野左根航汰(16)が、ついに念願の初勝利を挙げた。

第3戦 筑波で3位 、続く第5戦もてぎでは2位と尻上がりに2戦連続表彰台を獲得した野佐根。
今回のレースこそ優勝を誓って臨んだ 第6戦 SUGO大会であった。
初日のフリー走行ではブレーキトラブル(フェード)に悩ませられるも、1分32秒152でトップタイムをマーク。公式予選では最初にユーズドタイヤを使用したためか思うようにタイムが伸びず焦る場面もあったが、途中からニュータイヤにチェンジ。その後は安定した走行を重ね、最終的には1分31秒256で全日本ロードレース参戦以来初のポールポジションを獲得。

そして迎えた決勝レース。レース序盤は順位の入れ替わる激しい展開。野左根はタイヤやブレーキパッドが馴染まず、一時5番手まで後退しながらも徐々にペースをつかんで巻き返し、15周目に31秒780のファステストラップを更新。その後もペースを緩めずに2番手以降を引き離し、最後は2位に5秒以上の大差をつけて優勝を飾り、ポイントランキングでもトップに躍り出た。

◆以下、野左根選手のコメント
「今回のレースは全日本3年目にして初優勝できました。サポートしてくれたチームの皆様、スポンサーの皆様、応援してくれたファンの皆様本当にあり がとうございました! 次のオートポリスも沢山ある課題をクリアして菅生に続き優勝します!応援よろしくお願いいたします」

インタビュー映像では、まだ、たどたどしさの残る野佐根だが、「残り3戦もすべて優勝するつもりでいく!」と力強い言葉も。上位のポイントは僅差でランキング争いは混戦が予想されるが、持ち前のガッツと若さで、きっと良い結果を残してくれるだろう。

野佐根選手は5歳からミニバイクを始めて、10歳でノリックこと元MotoGPライダーとして活躍した故阿部典史に才能を見いだされてチーム入りし、13歳で筑波選手権GP125クラスのシリーズチャンピオンを獲得。一昨年から全日本J-GP3クラスに参戦、昨年ランキング7位とやや苦戦していたが、ここにきて本来の実力を発揮し始めている。

チーム監督でノリックの実父でもある阿部光雄監督も「世界を狙える逸材」と太鼓判を押しているように、そのライディングセンスは折り紙つきだ。そして、16歳という若さ。
大事に才能を伸ばして、近い将来ぜひ世界の大舞台で活躍する姿を見てみたいと思う。

次回のJ-GP2参戦は、全日本ロードレース第7戦 9月8日〜9日のオートポリス。ぜひ注目してもらいたい!

Webikeニュース編集長/ケニー佐川

[レース]
◆[Webikeチームノリックヤマハ]全日本ロードレース選手権 野左根航汰、初優勝!
https://news.webike.net/raceDetail.do?news_id=5578

◆野左根航太、逃げのレースで独走初優勝!
https://news.webike.net/raceDetail.do?news_id=5557

[Webikeチームノリックヤマハ]
◆全日本ロードレース 第6戦 in SUGO レースレポート
http://norick.webike.net/2012/08/report-rd6-sugo/

ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

この著者の最新の記事

関連記事

編集部おすすめ

  1. スタイリングを最優先しつつも機能面では絶対に譲らない。それがカタナを開発するにあたってスズキ…
  2. ※本稿の画像の車両は、イタリア本国仕様(付属キット装着仕様)です。 唯一無二のネイキッ…
  3. ドレスアップ効果だけでなく、ダウンフォース効果もあり! 現在のMotoGPマシンにとって重…
  4. スズキの社員ライダーとして活躍し、日本の二輪車レースの発展に貢献 スズキの社員ライダー…
ページ上部へ戻る