ロンドン五輪でBMWが存在感!

ロンドン五輪が開催中だ。毎晩、世界のトップアスリートたちの熱き戦いを、眠い目をこすりながら応援している方も多いだろう。

そして、もうひとつの注目は今大会の公式スポンサーになっているBMWの存在。
大会運営には欠かせないモビリティを提供しているが、そのスケールが凄い。
400台の自転車と電動アシスト自転車、最新のディーゼル車とハイブリット車、加えて合計200台の”BMW 1 Series Active Es”、”MINI Es”の2種の電気自動車。
そして、”R1200RT”,”R1200GS”,”F650GS”などのモーターサイクルを含む総計4000台もの車輌を提供している。

女子マラソンではロンドン特有の狭い路地で、BMWの中継バイクが大活躍している姿を見た人も多いはず。カメラマンを後ろに乗せたタンデムのRTやGSが多かったようだが、撮影用にいろいろな工夫が凝らされているようだ。聞くところによると、振動を吸収するため特注のサスペンションを装備しているらしい。

電気自動車は主に、オリンピックパーク内のシャトルサービスや聖火リレーのサポート車として役立てられているが、ユニークなのが“Mini MINI”と呼ばれるMINIのラジコンカー。
こちらは槍投げ、砲丸投げ、円盤投げ、ハンマー投げ競技において、選手が投げたものをスローイングエリアに戻す運搬車の役割を担っている。
オリンピック用に専用開発されたというMini MINIは、10馬力を発生し、最大8kgまで運搬可能とのこと。ボディサイズは全長1100mm×全幅500mm×全高400mmで、MINIハッチバック車の約1/4サイズ。80分で充電でき、約35分の連続走行が可能という。中継映像でカワイイ姿を探してみてほしい。

また、オリンピックに合わせて、新電動スクーターコンセプト「Cエボリューション」も公開されている。BMWモトラッドは2011年、電動スクーターコンセプトコンセプトの『E‐スクーター』と、その発展形の『コンセプトe』を披露していたが、今回公開されたCエボリューションはより市販車に近いプロトタイプだ。後輪前方に配置されるモーターにより、最大出力47ps、最高速120km/hの性能を発揮し、0-60km/h加速は排気量600ccクラスのガソリンスクーターと同等という。バッテリーは車体中央にレイアウトされ、蓄電容量は8kWh、1回の充電で最大100kmの走行を可能にしている。充電時間は家庭用コンセントで約3時間程度。

BMWモトラッドは、7月27日から8月12日まで、このCエボリューションを使ったデモ走行をロンドン市内で実施中。近い将来の市販に向けて、アピールを強化しているとのこと。

全世界で数十億人が見る、世界最大のスポーツイベントへの投資効果は計り知れない。実に巧みな戦略だ。そういう目で見ると、オリンピックもまた違った楽しみ方ができるかも。

Webikeニュース編集長/ケニー佐川

◆参照元(外部サイト)
【ロンドンオリンピック】BMW、新電動スクーターコンセプト、Cエボリューション公開
http://news.kakaku.com/prdnews/cd=kuruma/ctcd=7615/id=23948/

◆BMW、ロンドン五輪にMini MINI投入
http://www.carview.co.jp/news/6/170570/

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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