[Kawasaki]ARRC Rd.3 藤原、厳しい第1レースを乗り越え、第2レースで今シーズン3勝目を飾る!

アジアロードレース選手権の中盤戦となる第3戦は中国・珠海サーキットで開催された。
マカオに隣接する珠海市は中国南部に位置し、盛夏を迎え日差しが厳しく、また気温・湿度ともに非常に高い気候になっていた。
珠海サーキットは全長4.3km、14のコーナーを持つストップアンドゴーのレイアウトだが、2つも高速コーナーも存在している。昨年は藤原が2レースとも制し、タイトル獲得を決めたサーキットであり、チームスタッフも含めて気を引き締めて臨んだ。

■レポート
◎予選
予選は、曇り空ながらも気温は35℃を超え、非常に蒸し暑い中で行われた。

藤原は予選でも真っ先にコースイン、走行開始からわずか3分後には1.37.992をマーク、フォローしていたファドリも1.38.083をマークし、リーダーボードにカワサキ1−2を刻んだ。
その後、このセッションでは転倒者が続出、荒れた予選となった。その中上位陣は着実にセットアップを進めていくが、藤原、ファドリには及ばず、ARRC初のカワサキ1−2となった。
Bike ART Kawasakiのナシュルルはこのコースは初の走行であったが徐々にタイムアップし、自己ベストの1.39.899をマークしトップ10圏内にいたが、終盤に転倒喫し11番グリッドからのスタートとなった。

◎決勝第1ヒート
ホールショットを決めたのはポールポジションからスタートした藤原。続いて3番グリッドから好スタートを決めた伊藤(ヤマハ)、ファドリ、ババ(ヤマハ)、清成(ホンダ)と続く。ババは積極的にアタックを開始、藤原もすぐさま4コーナーで抜き返しなど、激しい戦いになることが予想された。その背後ではファドリとカマルザマン(ホンダ)、フアドと稲垣(ヤマハ)がそれぞれバトルを行っており、見応えのあるレースが展開された。中盤になると、藤原、ババ、清成が一つの集団になり、伊藤は徐々に遅れ始めた。その後方ではファドリとカマルザマンが幾度となく順位を入れ替えつつ追走するが伊藤とのギャップはなかなか詰らなかった。終盤に差し掛かった13周目、異変が起きた。トップを走っていた藤原のマシンが突如スローダウン。7番手を走っていたフアドにもトラブルが発生し、リタイアとなる。藤原は異変が起きたマシンを執念で走らせるが徐々に順位を落としていく。

最終的にトップでチェッカーを受けたのはババ。2位に清成、3位はスポットの伊藤が入り、ファドリは4位でフィニッシュした。藤原は最後まで諦めず15位でフィニッシュし、1ポイントを獲得した。

◎決勝第2ヒート
レース1終了後、サーキット主催のサイン会が行われたが、藤原は悔しさを微塵も見せず、制限時間を超えて一番最後までファンに応え、大きな喝采を浴びた。

迎えたレース2、再び藤原はホールショットを決めレースをリードする。今回も伊藤が続き、ファドリ、清成、ババ、フアド、カマルザマンの順でホームストレートに帰ってくる。このレースでもババが徐々に順位を上げ、7周目にはトップ2台の背後に迫る。その後ろにはファドリ、清成、やや間が開いてフアドとカマルザマンがバトルを展開していた。何とか先頭集団に追いつきたいファドリであったが、11周目に痛恨のスリップダウン。すぐに復帰するが、10位までポジションを落としてしまった。先頭集団は12周目にババが伊藤をパスし藤原の背後に迫るが、仕掛けるには至らず、藤原がトップでチェッカーを受け今季3勝目を飾った。4位争いを制したのはカマルザマン、フアドは悔しい5位となった。ファドリは7位まで順位を回復し9ポイントを獲得した。

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