[YAMAHA]MotoGP Rd.4 ロレンソ優勝、ランキングトップに返り咲き

第4戦フランスGP決勝はウエット・コンディションのもとで行われ、ヤマハ・ファクトリー・レーシングのJ・ロレンソが完璧な走りで優勝を飾った。予選4位、グリッド2列目からスタートしたロレンソは、オープニングラップでトップに浮上。そのまま素早くリードを広げていった。レース中盤ではランキング争いのライバル、C・ストーナーが追い上げる場面もあったが、ロレンソは一度もトップの座を譲ることなく走り切り、最終的には2位以下に10秒近い大差をつけてゴール。これにより25ポイントを加算してランキングトップに返り咲いた。2位との差は8ポイント。

チームメイトのB・スピースは今回も、バッド・ラックから逃れることができなかった。スタートの飛び出しは順調だったが、スタート&フィニッシュ・ラインのペイントに乗って滑り、いくつかのポジションダウン。さらにはヘルメットのシールドに雨が入って視界が妨げられ、予定外のピットインを余儀なくされた。この間にほとんどのマシンに先行されて、もはや上位でのレースは不可能となってしまった。スピースは結局、16位でゴール。ランキングは11位をキープした。

モンスター・ヤマハ・テック3チームのA・ドビツィオーゾとC・クラッチローは、世界タイトル9冠のV・ロッシとバトルを展開。3台で互いに何度も順位を入れ替える激しい戦いでフランスのファンを魅了した。

ドビツィオーゾは13ラップ目にロッシを抜いて3位に浮上し、そのまま19ラップ目までそのポジションをキープ。その後も表彰台獲得を目指して懸命に走行を続け、25ラップ目には第1コーナーで転倒があったものの、再スタートして7位でチェッカーを受けた。一方のクラッチローは、ロッシのすぐ後ろにつけていながら第2コーナーでフロントを滑らせて転倒。これで34秒遅れたが、再スタート後に8位まで挽回した。

◆COMMENT
J・ロレンソ選手談(優勝)
「集中力をキープするのがとても難しかった。ドライ・コンディションでもそうだけれど、ウエットならなおさらなんだ。レースがとても長く感じて、そのなかでも、どのコーナーが滑りやすいかなどの情報をラップごとにしっかり覚えておかなければならない。ひとつでも忘れたら、すぐに転倒につながってしまうからね。スタートからすぐにトップに立ち、ケイシーが追い上げてきたときも決して集中力を切らさないように心掛けた。あの場面ではプッシュし過ぎてミスをおかしやすくなるんだけれど、あせらず何周か様子を見ているうちに、また差が広がっていったんだ。今日は難しいコンディションのなかで、チームのみんなが頑張ってくれた。おかげでこのような走りができる素晴らしいマシンができあがった。心から感謝しているよ」

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