[Ducati]MotoGP Rd.3 ロッシ上昇気流を捕らえる7位フィニッシュ、ヘイデンは不運に見舞われ11位

ポルトガルGPは、ドゥカティチームのバレンティーノ・ロッシが7位でチェッカーを受け、上昇の兆しを見せる一方、チームメイトのニッキー・ヘイデンは不運に見舞われ、11位に終わった。金曜日から精力的にGP12のセットアップ熟成と取り組んだロッシは、レースでも安定したハイペースで周回を重ね、今季自己最高位となる7位でフィニッシュした。

ヘイデンは、ECUに電気系のトラブルが発生し、完走が目標になってしまった。なお、ECUトラブルは、サーキット周辺のラジオシグナルの干渉が原因と判明している。これにより、電子系に施したすべてのキャリブレーションが無効になってしまい、ライディングが非常に困難な状況に追い込まれた。しかし、最後まで決意溢れるパフォーマンスを見せ、11位で完走した。

ドゥカティチームは、月曜日も引き続きエストリルにとどまり、終日テストを行う予定である。チームは、雨の予報が外れてGP12の開発熟成が進むことを願っている。

◆コメント
◎バレンティーノ・ロッシ(ドゥカティ・モトGPチーム) 7位
「金曜日の段階である程度までベースができていたので、前よりも良い形で週末のスケジュールを進めて何とかレースに備えることができた。マシンの反応も分かっていたから、前回よりハードに攻めて限界に近づけた。序盤の展開はまずまずだった。いくつかポジションを上げてからは安定したペースで走っていた。その間は期待どおりのタイムが出ていた。現在のマシンポテンシャルを引き出せる状況になった、と言っていいだろう。ただし、それだけではまだ不十分だ。現状では、コーナー出口や加速に改善の余地がある。ライバルほど効率的にエンジンパワーを路面に伝えられていないことが原因だ。明日はテストが予定されている。いずれにしても、今日は少しレースを楽しむことができた。」

◎ニッキー・ヘイデン(ドゥカティ・モトGPチーム) 11位
「オープニングラップから電気系にトラブルが発生して、マシンの走行位置を把握できなくなった。おかげで、トラブルをうまくごまかしながらミスを犯さないで走り切ることがテーマになった。レースに向けてハードワークを続けてきたのに、肝心の時にその成果を活かせなかったのが惜しまれる。チームは昨日夜から今朝にかけて素晴らしい仕事をしてくれた。今朝のウォームアップでは、マシンフィールが大きく改善されており、予選に匹敵するタイムで安定的に走ることができた。残念ながらまだ優勝が狙えるレベルには達していないが、(電気系トラブルさえなければ)少なくとも良いレースはできたはずだ。気持ちを切り替え、次戦ルマンに備えて明日のテストに集中したい。」

◎ヴィットリアーノ・グアレスキ(ドゥカティ・モトGPチーム・チームマネージャー)
「今週末は相応の仕事ができた。ドライで走行できる時間を最大限に活かしてセットアップを煮詰めた結果、良いベース仕様を確定させることができた。今日のレースでは、バレンティーノは予選に匹敵するペースで周回を重ねていた。彼らしいオーバーテイクも何度か見られたうえ、限界近くまで攻め込めることができていた。今回のレースは、良いスターティングポイントになると思う。ニッキーには申し訳ない気持ちで一杯だ。レース中、ラジオシグナルがチームのECUトランスポンダーに干渉した。そのためにキャリブレーションがずれた状態でのライディングを強いることになってしまった。ああいう状況でマシンを操るのは至難の業だが、その意味では、彼は非常に素晴らしい走りで完走してくれた。」

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