[DUNLOP]AMA Rd.16 ダンジーがカムバックウィン!今季3勝目を挙げる!

2009年にソルトレイクシティでのスーパークロスが復活して以来、降雨の影響を受けなかったことはない。前日の雨、当日の雨、それどころか雪やヒョウに降られたこともあり、ソルトレイクと言えば即マディというイメージが定着している。ところが今年は珍しく晴天に恵まれ、ベストコンディションでの開催が実現した。造成中にたっぷり水分を含んだ路面は軟質で、昼間に行われたプラクティスの間はウェットなスポットもあったが、夜までにはほぼドライとなった。土に混入した砂利が随所に露出し、コーナーの出口やジャンプのアプローチなどの加速ポイントにワダチができたが、マディが標準だったソルトレイクとしてみれば、相対的に良好なコンディションと評価できた。

ユタ大学のキャンパスにあるライスエクルズ・スタジアムは、2002年の冬季オリンピック会場としても有名だが、通常はカレッジスポーツが行われる屋外競技場である。フィールドのサイズがフットボール用で狭いため、ここに特設されるスーパークロスコースはレイアウトに自由度が少なく、1周のラップタイムも47〜48秒と短めになった。ゲートから1コーナーまでが近いため、スタートの成否が鍵となりそうだったが、他にそれほど難しいセクションは見当たらなかった。しかし、プラクティスでは転倒で負傷するライダーが続出し、予選タイムアタックをクリアしながらもヒートレースへの出走を見合わせるレアケースも発生した。

SX(450)のメインレースは、1周目からデイビー・ミルサップス(ヤマハ)が飛び出し、ジェイク・ワイマー(カワサキ)、ライアン・ダンジー(KTM)、マイク・アレッシ(スズキ)が上位につける展開となった。前戦シアトルで転倒した際にヒザを負傷したライアン・ビロポート(カワサキ)は、今回から長期欠場を強いられている。勢いチームメイトであり、ユタ州に隣接するアイダホ出身のワイマーに優勝の期待がかけられるレースとなった。

レース序盤はミルサップスをリーダーとする上位3台が等間隔だったが、徐々にワイマーとダンジーが接近し、2位争いが激しくなる。9周目にはダンジーが前に出たが、ワイマーの逆襲にあってダンジーが転倒。ポジションは元に戻ったが、やや間隔の開いたトップ3となった。そして迎えた終盤17周目には、着々と挽回してきたダンジーがワイマーを攻略して2位に浮上。ラスト2周となる19周目には、周遅れの処理でミスしたミルサップスを抜き去り、ダンジーが逆転優勝。前戦シアトルで負傷欠場からカムバックしたばかりのダンジーが、劇的に今季3勝目を飾ったレースだった。[…]

関連記事

編集部おすすめ

  1. エッジの効いたラインとスパイダーメッシュ柄 アライは、機能に徹したスタンダードフルフェイス…
  2. サーキット直系のクオリティーをストリートで! アクラポビッチは、ニンジャ1000(Z100…
  3. 欲しいバイクがきっと見つかる!「ウェビックバイク選び」のスタッフが試乗して「普通のライダー目線」のレ…
  4. 【 Webikeニュース編集部 】 初代GSX-Rが発売されてから33年目、6代目のGSX…
ページ上部へ戻る