[HONDA]WMX Rd.3 復調バブリシェフがイタリアGPで6位入賞

2012年FIM世界選手権モトクロス全16戦シリーズの第3戦イタリアGPが、アドリア海を臨む風光明媚な丘陵地フェルモで開催されました。Honda World Motocross Teamのイブジェニー・バブリシェフは、ワークスマシンCRF450Rに乗り総合6位に入賞しました。週末を通じて温暖な好天に恵まれましたが、1万7000人を超える観客が見守る中、最高峰のMX1クラスはクリストフ・ポールセル(カワサキ)が総合優勝を果たしました。フェルモのコースは険しい丘の斜面に広がっているので、お気に入りの観戦ポイントに到達するには急斜面をよじ上らなければなりません。上り坂の先には恐ろしい下り坂があり、このほかにもハイスピードでスリリングなコースレイアウトがフェルモの特徴です。

バブリシェフは3週間前にオランダGPで脱臼した右手親指の痛みを引きずっていましたが、この負傷を治しながら少しでも多くのポイントを獲得するために集中していました。ロシア人のバブリシェフは今回も35分プラス2周を耐え抜くために鎮痛剤を必要としていました。タイトなセクションをやり過ごすのが大変でしたが、彼にとってハイペースでチェッカーフラッグまで走りきることが少し楽になってきたことは幸いでした。彼は両レースともスタートでトップ10圏内に入り、コースを突き進んだ末に6位/5位というリザルトを獲得しました。

同チームメートのルイ・ゴンカルベスは、土曜日に行われた最初のプラクティスで股関節を痛めてしまい、いつものスタイルでコースを攻めることができませんでした。ポルトガル人のゴンカルベスはスタミナを振り絞って走りきりましたが、総合14位(20位/9位)にとどまりました。MX2ランキング2位になったこともあるゴンカルベスは、レース2の終盤にはマシンの上に嘔吐するほど消耗しきっていました。

LS Honda Racingのジョナサン・バラガンは、サスペンションをセルバからショーワに交換したことによって、より効果的なセッティングを出しつつあります。しかし、スペイン人のバラガンはイタリアGPでは精彩を欠き、レース1では転倒のあとに14位、レース2でも転倒を繰り返しリタイアを喫した結果、総合19位にとどまっています。

水曜日に18歳の誕生日を迎えたGariboldi Honda – Esta所属のマックス・アンスティは、MX2クラスのHondaのエースとしてCRF250Rで参戦しました。イギリス人のアンスティは、理想的なスタートを決めることができませんでしたが、フェルモに総合8位(11位/8位)の成績を刻みました。

バブリシェフはMX1ランキングにおける失地をばん回中で、現在8位(69ポイント)につけています。ゴンカルベスは12位(54ポイント)、バラガンは16位から這い上がるきっかけを必要としています。次のFIM世界選手権モトクロス第4戦メキシコGPは、5月13日にグアダラハラで開催されます。

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