JMX Rd.1 成田亮が開幕戦のIA1両ヒートを制覇!IA2は星野優位がヒート1で優勝。

2012年の全日本モトクロス選手権がいよいよ開幕。第1戦九州大会が、熊本県のHSR九州で開催されました。熊本市中心部と阿蘇山の中間付近に位置するこのコースは、二輪車の生産などを行っているHondaの熊本製作所敷地内に設けられた、Hondaのホームコースです。

阿蘇の火山灰によるこの土地本来の黒土と、人工的に運び込まれた褐色土が混ざった、独特かつ複雑な土質もこのコースの特徴。レイアウトはツイスティでコース幅が狭く、さらに今大会は大量の土ぼこりで視界が遮られるシーンが多かったため、スタートダッシュが好成績のカギとなりました。

HondaファクトリーチームとなるTEAM HRCは、昨年に続き全日本最高峰クラスのIA1に参戦。今季はこのチームに、昨年度王者の成田亮が新加入。昨年度ランキング6位の平田優、IA2からIA1へと戻り成田と同じくTEAM HRCに新加入した小方誠の、3選手による必勝態勢で臨みます。

●IA1(450/250)ヒート1

成田と平田が好スタートを決め、オープニングラップからTEAM HRCが1-2態勢。今季はプライベートチームから参戦する増田一将(Kazu Racing Project×West wood)が6番手、小方が8番手で1周目をクリアしました。レース序盤、成田と平田は快調に周回を重ね、レースを有利に進めていきました。

4周目、増田がミスにより11番手まで後退し、これにより小方が7番手に浮上。さらに小方は、5周目に田中教世(ヤマハ)が転倒したため、6番手へと順位を上げました。一方のHonda同士によるトップ争いは、成田が平田との差をじわじわと拡大。平田も後続との差を広げ、2番手をキープしました。

ところが、レースがちょうど後半戦に入ったころ、平田がエンジンをストールさせる痛恨のミスにより、4番手へと後退しました。そしてレースは19周でチェッカー。スタート直後から一度もトップの座を明け渡さなかった成田が優勝。平田が4位、終盤まで追い上げを続けた小方が5位、ラストラップで北居良樹(KTM)を抜いた増田が6位に入賞しました。

●IA1(450/250)ヒート2

平田が好スタートを決め、1コーナーを真っ先にクリア。これに成田が続くと、すぐに平田を抜いてトップに浮上。ヒート1に続き、Hondaがレース序盤から1-2態勢を築きました。その後方では、新井宏彰(カワサキ)を挟み、昨年のケガから復帰した深谷広一(TEAM.MOTO.SPORTS.FUKAYA)が4番手、小方が5番手で1周目をクリアしました。

しかし小方はペースが上がらず、2周目に6番手、3周目には7番手へと後退。地元大会となる深谷も、2周目に5番手へと順位を落としました。一方のトップ争いは、再び成田が平田との差をじわじわと拡大。しかし平田も意地を見せ、成田との差を4秒以内にとどめながら、田中、新井と2番手争いを繰り広げました。

ところがレース中盤、平田は4番手へと後退。その後は単独走行となり、4位でのゴールとなりました。その後方では、深谷と小方を含む5台が、レース終盤まで5番手争いを展開。これに競り勝った深谷が5位に入賞。小方は7位でゴールしました。そしてレースは、成田が再び勝利。Hondaが、タイトル奪取に向けて最高の形でスタートを切りました。[…]

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