「カーボディランゲージ」が誤解を招く!?

先頃、フリーマガジン『R25』のweb版に興味深い記事が出ていました。割り込んできたクルマが「すみませんー、ありがとう」とハザードランプを点滅させたり、高速道路などで後続車が「追い越したいのでよけてくれ」とライトをチカチカさせてパッシングしたりすることを「カーボディランゲージ」または「カー・トゥ・カーコミュニケーション」と言うそうです。

運転者が自分の意志を伝えるために使われるハンドサインのようなもので、もともと自然発生的に生まれたローカルルールだけに、時代や地域、ドライバーによってサインの意味が異なる場合があるし、誤解によって重大事故に発展するケースもある、と注意を促しています。
 
先に挙げた例でも、ハザードランプは「非常点滅表示灯」といって、本来は緊急停車などの際、後続車両に注意を促すものであって、「お礼」の意味はありません。

知人の話でも、「海外の高速道路で車線変更したとき、いつものクセでハザードを出した途端、後続車に急ブレーキをかけられて焦った」なんてこともあるようです。
日本の常識は世界の非常識、とならないよう注意したいところです。
 
パッシングについても、交通教育の徹底した西欧諸国などでは、通常の合図としてかなり後方からチカチカさせてきますが、こと日本ではぴったり後ろに張り付いて「どけどけ!」と言わんばかりに煽ってくるドライバーも多いようです。
これでは、ケンカを売っているとしか思われませんよね。
 
バイクで気をつけたいのが交差点でのパッシングです。クルマでは鉢合わせになってしまったときなどお互いパッシングしたりしますが、果たして「先に通りますよ」なのか「お先にどうぞ」なのか分かりずらいと思った経験はないでしょうか。

特に右折の場合、直進車がパッシングしながら近づいてきたとき、右折車が相手の意図を読み間違えると大変な事故につながりかねません。
相手は自分と同じ考えとは限らないということです。
バイクは常時点灯式が一般的ですが、相手を先に行かせたい場合は一瞬ライトを消すか、手振り、身振りも交えて相手に自分の意志を明確に伝えるべきでしょう。加えてにっこり笑顔を送ってあげれば、きっと相手の気持ちも和むはずです。
間違っても、アクセル全開のままパッシングでけん制しながら突っ切る、、なんてことはないように。

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