[HONDA]JRR Rd.1 ツインリンクもてぎ 決勝 秋吉が負傷欠場のJSB1000開幕戦は高橋巧が2位

JSB1000 高橋巧がPPから2位。
J-GP2 激戦を制して浦本修充初優勝!
J-GP3 山本剛大開幕勝利飾る。
ST600 渡辺一馬無念の4位。

昨年でRS125が歴史の幕と閉じ、全日本ロードレース選手権は完全4ストローク化となりました。新たな幕開けを告げる開幕戦はGP-MONOが姿を消し、JSB1000、J-GP2、J-GP3 、ST600と4クラスに統合されました。

最高峰クラスJSB1000はV3を狙う秋吉耕佑(F.C.C.TSR Honda)を核にライバルたちは「打倒秋吉」を掲げています。Hondaのエースを狙う高橋巧(MuSASHi RT ハルクプロ)も、その一人。先輩である秋吉を倒すことで、自身の力を示そうとしています。また、昨年のST600クラスチャンピオンの山口辰也(TOHO Racing with MORIWAKI)がJSB1000に復帰。それぞれタイヤメーカーをダンロップとブリヂストンに変更した加賀山就臣(スズキ)と中須賀克行(ヤマハ)、さらに柳川明(カワサキ)といったライバルたちがひしめき合い、JSB1000は4メーカ?による激しい戦いが予想されます。

開幕戦では木曜日にテスト走行が行われるのが定例で、今シーズンも各車、コンディションを確認しました。その走行で秋吉が午前の走行開始3ラップ目、2コーナーで転倒、マシンが自身に落ちてくるアクシデントで左大たい骨を骨折しました。金曜日に手術し、第3戦の筑波復帰を目指すことになりました。秋吉不在となったフリー走行で、唯一1分49秒台に入れてトップタイムとなったのが高橋。秋吉不在をカバーしようと、高橋の走りは気合いがこもったものとなりました。

土曜日の午後に行われた予選はノックアウト方式でした。あいにくの雨模様で、風も強く吹きつけるコンディション、降ったりやんだりと天候が読めない状況となったセッション1、トップは中須賀。23台が進出したセッション2は、雨が本格的に降り出す中でトップには高橋。12台で競われる最終予選のセッション3では、開始前に雨と風が強くなり赤旗が提示され、セッション中止となりました。これを受けてセッション2での順位で予選グリッドが決められることになり、高橋がポールポジション(PP)を獲得しました。

決勝日は、雨も上がり、路面温度40℃と上昇する好天の中、ドライコンディションでレースが行われました。ホールショットは加賀山。2番手につけた高橋は3コーナーでしかけて前に出ますが、5コーナーで再び加賀山が高橋をパス。これに対し高橋も引かず、ダウンヒルで加賀山に並ぶと、90度で飛び込み前に出ました。

そこからは、高橋の独壇場で、加賀山以下を引き離し始めます。高橋の後方では、加賀山、中須賀、柳川が2番手争いを繰り広げます。今季からJSB1000に復帰した山口は5番手。高橋は5ラップ目にファステストラップ1分49秒629を記録し、2番手加賀山に4秒3ものアドバンテージを築きます。49秒台を叩き出し、さらに独走態勢となりました。3位争いから中須賀が抜け出して49秒台にタイムアップしますが、高橋もタイムアップし4秒差は変わりません。

ですが、周回遅れの出現とあわせ、V字コーナーで高橋が痛恨のシフトミス。ワイドラインになり、その差が2秒と詰まりました。さらに、12ラップ目に大量の周回遅れが絡み、高橋の背後に中須賀が迫ります。2台はテール・トゥ・ノーズとなり、14ラップ目には中須賀が高橋の前に出て、トップを奪います。中須賀がタイムアップする後方で、高橋には不運なことに周回遅れが絡み、その差を広げました。そのまま中須賀が逃げきり優勝。2位は高橋、3位は柳川、4位は加賀山、5位は山口となりました。

J-GP2は、昨年チャンピオンの中上貴晶がMoto2に参戦するため、ゼッケン1が不在。中上に代わってチームメートの浦本修充(MuSASHi RT ハルクプロ)がST600からスイッチして挑むことになりました。激しいアタック合戦となった予選、PPは逆転で関口太郎(Team TARO PLUS ONE)が獲得。浦本は2番手となりました。

決勝ホールショットは関口、2番手野佐根航汰(ヤマハ)、それを追って渡辺一樹(カワサキ)のオーダー。浦本はスタートで出遅れ6番手からの追い上げとなります。2ラップ目2コーナーで野佐根が転倒、3ラップ目には渡辺が関口をかわしてトップに立ち、浦本は野田を捕らえ3番手に浮上します。浦本は6ラップ目に中上が残したレコードタイムを更新、遂に8ラップ目のダウンヒルで関口に並び、90度でインに飛び込んで2番手に浮上します。

浦本はトップの渡辺を追撃、3番手に関口が続きます。4番手には岩田悟(CLUB PLUS ONE)、5番手に野田弘樹(テルル&イー・モバイル★KoharaRT)となり単独走行。トップ争いから関口が遅れ、浦本、渡辺の一騎打ちとなり激しい攻防戦が繰り広げられますが、最終ラップの90度で勝負をかけた浦本が先行。初優勝のチェッカーをくぐり抜けました。2位は渡辺、3位は関口、4位は岩田、5位は野田となりました。

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