「NUDA 900R」 この春イチバンの注目マシンになるかも!?

ハスクバーナの「NUDA 900R」が世界最大級のデザインコンテストで「ベスト・オブ・ザ・ベスト」を受賞した。「レッドドッドデザインアワード2012」は製品化されたデザインを対象とし、その革新性、機能性、人間工学、エコロジー、耐久性など9つの基準から審査されるもので、これらをクリアした作品の中から特に優れている作品に「ベスト・オブ・ザ・ベスト」が贈られるという。
今年は、58カ国から1800の大手企業とデザイナーより、4515のエントリーがあったというが、その頂点にモーターサイクルが選ばれたことは実に素晴らしい快挙だと思う。

「NUDA 900R」はBMW F800系のチューニングエンジンをオリジナルシャーシに搭載するハスクバーナ初の本格的ロードスポーツモデルである。まず目を引くのがそのアバンギャルドで独創的なデザイン。
これまでのどのバイクにも似ていない“今まで見たことがない”独自のスタイルが不思議な魅力を放っている。先日の「東京モーターサイクルショー」でも見物客が吸い寄せられるように人だかりができていた。

ハスクバーナというメーカーは、もともと17世紀にスウェーデン国王が作った銃器製造工場がその礎になっている。創立はなんと1689年というから、モーターサイクルのブランドとしては世界最古と言っても過言ではないだろう。
その後、20世紀初頭にモーターサイクルを手掛けるようになり、主にオフロードモデルで成功を収めてきた。近年ではエンデューロやスーパーモタードなどのレースシーンでも常にトップ争いを演じているのはご存じのとおり。

こうした輝かしいブランドの栄光の陰で、近年の複雑な資本関係は意外と知られていないかも。ハスクバーナのモーターサイクル部門は86年にイタリア・カジバグループに分割委譲され、その後2007年からはBMWグループの傘下となっている。
そう聞くと「ハスクって何?」と思う人もいるかもしれないが、こうした異文化の衝突と融合が「NUDA 900R」のような変わり種を生んだと言えなくもない。
香り立つようなセクシーさで魅了するイタリアンデザインと、常に進歩的なエンジニアリングを模索するBMWとのカップリングなくしては、ここまで思い切った発想をカタチにすることはできなかったかと。

何かと注目を集めそうな「NUDA 900R」だが、日本での発売予定は4月、価格は1,449,000円とアナウンスされている。発売元のMVアグスタ・ジャパンでは「NUDA 900R」ホームページを開設しているのでチェックしてみてほしい!

Webikeニュース編集長/ケニー佐川

◆NUDA900/NUDA900Rスペシャルサイト ※外部リンク
http://nuda.husqvarna-motorcyclesjapan.com/

[総合ニュース]
◆レッドドッドデザインアワード2012 「NUDA 900R 」”ベスト・オブ・ザ・ベスト”を 受賞
https://news.webike.net/overallDetail.do?news_id=2136

◆HUSQVARNA、「NUDA900/900R」価格決定!
https://news.webike.net/overallDetail.do?news_id=1930

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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