宮城光の「HONDA MotoGP2012シーズン分析」が面白い!

元ホンダファクトリーライダーで、現在はMotoGP解説者としても活躍中の宮城光氏のコラムが最高に面白い!
ホンダのオフィシャルサイト内モータースポーツのカテゴリーで氏が担当している「HONDA MotoGP2012シーズン分析」では、開幕に向けてのプレシーズンテストを取材し独自の視点で「走り初め」についてレポートしている。

今年から新レギュレーションで総排気量1000ccまでとなったGPマシンだが、実は出力と燃費と信頼性のバランスで1000ccフルサイズのエンジンを積んでいない可能性が高いこと。
ホンダのエースを自認する2人、ストーナーとペドロサの息づかいさえ聞こえてきそうなプライドをかけたタイムアタックの様子など、現場を取材した者でなければ決して知りえない「生」の情報が氏の深い洞察力によって描き出されている。

圧巻は2011年度王者、ストーナーの話。彼は怒っていた、というのだ。「バイクをもっと速くしてくれ!」とエンジニアに語気を荒げたらしいが、その理由が凄い。ライダーを助けるはずの電子制御デバイスによって「自分の速さがスポイルされている」と言っているらしいのだ! 速く走るためだけに世界最高峰の技術を結集して創られたマシンを「遅い」と言い切ってしまう天才ライダーと、それに応えようとするエンジニアとの闘いの場でもあるのだ。 

ホンダ勢だけでなく、ヤマハやドゥカティなどの強力なライバルチームの動向やマシンの仕上がり具合についても鋭くメスを入れるなど、ホンダファンならずとも楽しめるエキサイティングな内容になっている。次回以降のレポートも大いに楽しみだ!

Webikeニュース編集長/ケニー佐川

[レースニュース]
【HONDA】MotoGP 解説者・宮城 光のHonda MotoGP 2012シーズン分析

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

国産・外車を問わずミニモトからビッグバイクまで、どんなバイクでも乗りこなすモータージャーナリストとして2輪専門誌等で活躍中。
16歳から乗り継いだバイク30台、テストライド経験300台以上。装備や用品、カスタムパーツのテストも数多くこなしてきた。
MFJ公認インストラクター。米国ケビン・シュワンツ・スクール修了。

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