モーターサイクルもついに燃料電池の時代が到来か!?

今月初めに「自動車大手11社、燃料電池自動車 水素供給システムの規格統一」のヘッドラインが新聞各紙のヘッドラインに並んだことは記憶に新しいところ。すでにトヨタ、日産、ホンダが2015年から燃料電池自動車の市販車投入を発表し、実用化の動きが加速している中、ついにモーターサイクルにもその波が波及してきたようだ。

スズキは7日、英国の燃料電池開発ベンチャーのインテリジェント・エナジー(IE)と、燃料電池開発・製造の合弁会社「SMILE FCシステム」を設立したと発表。スズキは2015年に燃料電池スクーターの量産を始める計画で、合弁会社では量産技術の確立などを進めるらしい。両社は空冷式燃料電池システムを搭載した二輪車を共同開発中で、昨年3月には量販が可能となる欧州の統一型式認定を燃料電池搭載の二輪車・自動車として初めて取得するなど、空冷式燃料電池では他社より先行している。

燃料電池では水冷方式が一般的だが、両社は小型にできるという空冷式のメリットを生かし、二輪車向けの量産態勢の構築を急ぐそうだ。

燃料電池自動車(FCV)とは、水素と酸素を化学反応させて電気をつくる燃料電池を動力源とするクルマで、水素は多様な原料から作ることができ、貯蔵・輸送も可能なため、将来の有力なエネルギーとされている。走行中に排出ガスやCO2を出さないため、究極のエコカーとも言われる。水素ステーションの整備など、インフラの課題はまだ多く残るが、いずれは燃料電池車がモビリティの主流になるだろう。

数年後には自分で電気を作り出し、無音で走り去るバイクやクルマの姿が街の景色を一変させるかもしれない。

Webikeニュース編集長/ケニー佐川

参考(外部サイト): http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120207-00000012-fsi-bus_all

[雑誌ニュース]
スズキが燃料電池システムを開発・製造する合弁会社を設立

ケニー佐川

ケニー佐川Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

国産・外車を問わずミニモトからビッグバイクまで、どんなバイクでも乗りこなすモータージャーナリストとして2輪専門誌等で活躍中。
16歳から乗り継いだバイク30台、テストライド経験300台以上。装備や用品、カスタムパーツのテストも数多くこなしてきた。
MFJ公認インストラクター。米国ケビン・シュワンツ・スクール修了。

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