カスタムJとアーバンリサイクル、全国規模展開で二輪車廃タイヤ処理で業務提携

二輪車部品用品などオートパーツの業販系通販ビジネスを全国展開するカスタムジャパン(大阪市、村井基輝社長)はこのほど、産業廃棄物処理業者のアーバンリサイクル(大阪府、辻繁夫社長)と業務提携し、二輪車廃タイヤの処理に乗り出した。

これはカスタムジャパンが新しく開発した「廃タイヤ回収パック」を活用するもの。二輪車販売店は廃タイヤを回収パックに入れ、全国ネットの指定宅配業者に託すと、大阪のアーバンリサイクル処理工場に届けられ、同工場で処理するという。これまでにない新しい「トライアングル方式」の処理である。

カスタムジャパンは、従来から全国の契約会員約3万5000店を対象に、二輪車用タイヤを通販しているが、会員販売は新品タイヤを販売した際、それまで装着されていた古(廃)タイヤを引き取らざるを得ず、これが店頭にたまって処理に困っている。今年4月1日からの制度改正で、廃タイヤの処理にも産業廃棄物処理業の許可が必要となり、廃タイヤの引き取り業者が大幅に減少し、販売店などでは店頭にたまる廃タイヤに一層頭を痛めることになった。

そこで考え出されたのがカスタムジャパンと宅配業者とアーバンリサイクルを結ぶ「トライアングル方式」による廃タイヤ処理。

カスタムジャパンが開発した「廃タイヤ回収パック」は、宅配業者の配送料、アーバンリサイクルでの処理料を含め1個3200円。販売店は「廃タイヤ回収パック」を購入し、廃タイヤを同パック(1パックにスクーター、小型二輪タイヤ10本入る)に入れ、宅配業者に託すと、翌日にはリサイクル工場に届き、処理されるという仕組み。

アーバンリサイクルは、二輪車販売店の多店舗経営など多角的なビジネスを展開する(株)ドリームの関連企業で、本格的な二輪車廃タイヤ処理をスタートさせたのは10年7月。処理された廃タイヤのチップは「産廃燃料」として大手製紙会社に納入している。製紙会社では従来から使用していた重油ボイラーをすべて産廃燃料ボイラーに切り替えており、廃タイヤのチップの需要は一層強まる傾向にあるという。

今回の業務提携についてアーバンリサイクルの辻社長は「廃タイヤの処理をしてほしいという顧客は二輪車業界でも多くあるが、そのネックは配送手段であった。その点でカスタムジャパンとの提携で、広いエリアから処理する廃タイヤが運ばれてくる。軌道に乗れば、廃タイヤで悩む二輪車販売店は大いに助かることになる」と語っている。

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