[YAMAHA] WSB Rd.11 イタリア ラバティーが5位/4位

イタリアの太陽が照りつけるイモラ・サーキット。厳しいコンディションのなかで、ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チームのE・ラバティーとM・メランドリが力強いパフォーマンスを見せた。
第 1レース。ラバティーはスタートで4位につけ、4ラップ目までに3位に浮上。前を行くC・チェカと芳賀紀行を懸命に追っていったが、その途中の6ラップ目でミスをして5位に後退してしまう。しかしその後は順調にペースをキープしてポジションを守り切り、5位でチェッカーを受けた。続く第2レースでは好スタートを切って2位に浮上。ところが序盤でチャタリングが出てペースをあげることができず、7位まで後退。レース中盤に入ってエンジンブレーキのセッティングを調整すると再び本来のペースが戻り、少しずつ順位を挽回して最終的には4位まで上げてゴールした。

一方、チームメイトのメランドリは、そのホームレースでセッティングに悩み、本来の実力を発揮しきれなかった。第1レースはスタートで8位につけたあと激しくプッシュしていったが、ポジションアップはならずそのまま8位でゴール。第2レースになると、タイヤをより柔らかめのものに交換したことでマシンへの信頼感が向上。序盤で6位まで順位を上げた。その後”アクア・ミネラーレ”コーナーではらみ、一度は11位まで後退したが、再び激しいプッシュでライバルたちを抜きさり、6位に再浮上してチェッカーを受けた。

次回は来週、フランスのマニクール・サーキットで行われる。メランドリはここまでに合計320ポイントを獲得してランキング2位をキープ。トップの C・チェカとの差は97ポイントで、唯一、タイトル獲得の可能性を残している。ランキング3位はM・ビアッジ。ラバティーがこれを25ポイント差で追っている。

COMMENT

E・ラバティー選手談(5位/4位)
「第1レースは悔しい結果になった。マシンはとても順調に走ってくれていたのに、自分のつまらないミスでコーナーではらんでしまい、表彰台獲得のチャンスを逃してしまった。第2レースは好スタートを切ることができたけれど、そのあとチャタリングが出てしまってハイペースをキープするのが難しくなった。レース中盤になってハンドルバーについているボタンを調整したら、エンジンブレーキの状態が変わってタイムが上がってきたんだ。今日はセッティングが完璧でなかったし、路面温度が高くて難しいレースになったけれど、第2レースの4位には満足しているよ」

M・メランドリ選手談(8位/6位)
「第1レースはマシンのリア部分に激しい振動があり、エンジンブレーキもうまくいかなかったのでペースを上げることができなかった。第2レースでも下りのブレーキングは良くなかったけれど、周回を重ねるに連れて、タンクが軽くなってきたこともあって少しずつマシンが扱いやすくなってきたんだ。それで表彰台獲得を期待して頑張ってみたけれど、やっぱりちょっと遅かったね。最後は気持ちを切り替えて6位をしっかり守りきることにしたよ」

A・ドソーリ、ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チーム・チームマネジャー談
「予想通り、我々のR1にとっては厳しいコースだった。そのことが今日は成績にも表れている。そのなかでユージンは両レースでよく頑張ったと思う。ウイークを通して懸命に仕事に打ち込み、金曜日の18位から大きく前進したのだ。今日は両レースでいいペースをキープしていたが、チェカ、芳賀、リーらがわずかに速さで優っていたということだ。チームはユージンの努力とその走りにとても満足している。
マルコのほうは第1レースでかなり苦労したようだ。コーナー進入に自信が持てず、リアまわりのセッティングに悩んでいた。第2レースになるとセッティングが良くなりペースも上がったのだが、グリッド3 列目からのスタートでは、あれ以上は難しかったのだろう。懸命にポジションアップを図るなかでミスをしてはらみ、逆に後退してしまった。しかしそこからの追い上げは素晴らしかった。タンクが軽くなっていたこともあってペースが上がり、最終的には再び6位を取り戻すことができた。R1はこのコースで苦労したが、このことで今後に必要なものが見えてきた」

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