[Kawasaki] JRR Rd.6 オートポリス 表彰台圏内で好バトルを展開するもレース中盤のマシントラブルで悔しい4位

国内随一の豊かな自然に囲まれたオートポリスサーキットには、九州各地から大勢のファンがつめかけた。メインスタンドにはカワサキ応援席も設けられ、その一角は秋の青空に映えるライムグリーン色に染まった。アジア選手権との併催となった第6戦(JSB1000は4戦目)には、多くの海外チームも参戦。アンダーボーンクラスのカワサキに乗るハディが優勝したのに続き、SS600クラスでは、藤原克昭が優勝するなど、メインスタンドの応援席からは、メインレースとなるJSB1000クラスの柳川にひときわ大きな声援が送られた。

ノックアウト方式で行われた予選。柳川は第1クオリファイの2周目にいきなり1分51秒台をマーク。すぐにピットに戻るとセットの違うマシンに乗り換えて再びアタックする。事前テストで絞り込んでいたポイントのみを調整し、4番手で通過。24台に絞り込まれた第2クオリファイでは、カットラインの12位以内を確保する走りで、再び4番手ポジションにつける。グリッドを決める第3クオリファイに、ひとつの目安としていた1 分50秒台に入れてきたが、目標タイムには及ばず2列目4番手からのスタートとなった。

<決勝レース>
朝のフリー走行で好感触を得ていた柳川。予選タイムを上回るラップも視野にいれて、レースに臨んだ。オープニングラップはグリッドどおり4番手で通過。アクシデントが発生したのは直後の2周目だった。柳川の目の前でバトルを展開していた加賀山(スズキ)と高橋(ホンダ)がダウンヒルストレート直後の右コーナーで接触し、加賀山がコースアウトする。目前で起こったアクシデントを回避した柳川は、ペースダウンせざるを得なかったもののその後、表彰台圏内の3番手を走行。コンマ2〜3秒差で中須賀(ヤマハ)が迫ってくるが、インサイドの走行ラインをしっかり押さえた走りで先行を許さない。ラップタイムは1分51秒台をキープしながら18周のレースを折り返して後半へ。

ところが、ここに来てマシンに変調を感じた柳川はペースを上げられないばかりか、高速コーナーが続くS字セクションでは、フロントが急激に切れ込み、転倒寸前の状態に見舞われる。フロントの不具合はその後も改善されず、チェッカーまでの残り数週は4秒近くペースを落としての走行。手中にしていた表彰台を逃すことになったが、序盤に稼いでいた大きなアドバンテージが功を奏し、4位でチェッカーを受けた。シリーズポイントは18を加算して、合計81ポイントで4位につけている。

柳川 明(4位)のコメント

「今季初の表彰台をお見せすることができずに残念です。朝のフリー走行で手ごたえを感じていたので、予選タイムを上回るペースでレース序盤をひっぱって、後半で粘ればおのずと結果がついてくる自信がありました。応援席のフラッグもしっかり見えていましたし、気合も十分。アクシデントがあったとはいえ表彰台圏内でのバトルにも勝つ自信があったのですが、フロントの不具合が突然発生し、後半はレーススピードを維持できませんでした。練習走行から、予選、そしてフリー走行と着実にステップアップしていただけに本当に悔しい結果です。原因はおおよそ特定できているので、岡山ではこの悔しさを晴らします。」

三浦監督のコメント

「まさかのトラブルで応援席の声援にお応えできませんでした。マシン調整に余計な時間と神経を使わなくなり、一歩ずつステップアップできたレースウィークでした。目標としていたラップタイムには届きませんでしたが、決勝レースもおおよその展開どおり。3位走行中の安定した走りはさすが柳川と思っていましたが、まったく想定していなかったトラブルがレース中におきて、表彰台圏内を譲らざるを得ない状況になってしまいました。応援席の声援が大きかっただけに、どうしても表彰台に登りたかったのですが、本当に残念です。」

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