[YAMAHA] WMX Rd.15 イタリア ヤマハのG・ポランがMX1でデビューウィン

モンスターエナジー・ヤマハのG・ポランが真夏のような暑さとなったフェルモで開催されたFIMモトクロス世界選手権最終戦のイタリアGPでMX1クラスにステップアップし、ファクトリーYZ450FMを駆って優勝を果たした。

S・フロサードが胸部感染症により欠場を余儀なくされたことから、ポランはフロサードのワークスマシンに乗ってMX1カテゴリーへのデビューを果たし、ナンバー「183」をつけて素晴らしいルーキーシーズンを戦ったフロサードのMX1選手権2位獲得をアシストした。

ワークスマシンに乗るポランは、フェルモですぐに成果を見せ、土曜日の予選でポールポジションを獲得した。両ヒートで好スタートを決めてレースでのパフォーマンスを高めたが、第1ヒートではオープニングラップからトップに立ち、2周目までに2位に4秒もの差をつけると、レース全体をコントロール。そのままチェッカーフラッグを受けた。
第2ヒートではC・プーセル(カワサキ)とバトルを演じ、10周目にはレース中の最速ラップをマークしてトップに立った。次第にラフさを増すコースで、総合優勝を視野にいれたポランは、無用なリスクを冒すことを避けてプーセルの後方2位で確実にゴールすることを選んだ。

A・ボアシエールはグランプリ2戦連続でトップ10内で走り、両ヒートをそれぞれ5位と7位で終えて総合6位に入った。ボアシエールは特に第1ヒートで気を吐き、D・グァルネリ(カワサキ)、E・ボブリシェブ(ホンダ)、そしてC・プーセル(カワサキ)と激しい5位争いを展開した。第2ヒートではそのツケを払い、体力をやや使い果たしたが、ボアシエールにとって輝かしいシーズン最終戦となった。

C・カンパーノはモンスターエナジー・ヤマハでの最後のレースに臨んだが、第1ヒートで転倒し、左手首を傷めてしまい、第2ヒートへの参加断念を余儀なくされた。

14カ国で15戦が開催されたFIMモトクロス世界選手権はこれで終了し、フロサードの2位でヤマハはマニュファクチャラー部門でランキング2位を得た。D・フィリッパーツは残念ながら第11戦から欠場し、9位で今季を終えた。C・カンパーノはランキング19位。一方最終戦で力走したA・ボアシエールは13位となった。

S・フロサードは12日月曜日に胸部のスキャンを受診。来週St.ジャン・ダンジェリーで開催される第65回モトクロス・オブ・ネイションズへの参加の可否を決める。カンパーノはスペイン代表として参加することを希望しており、A・トーナスはスイス代表でYZ450Fを駆る。

COMMENT

G・ポラン選手談 (1位/2位:1位)
「もちろんすごくうれしいし、僕の初MX1で何が期待できるのか、本当はわからなかった。第1ヒートでホールショットを決めて思いのままに走れたので、自分のペースで走り切った。第2ヒートでのクリストフ(プーセル)との抜きつ抜かれつのバトルがすごく楽しかったけど、コースはバンプが多くなり、どんどんハードになって行った。MX2のレースなら普通はスムースなのに。今回が自分にとって450での初レースだったけど、グランプリで優勝できる可能性があることはわかっていたので、ばかなことはしたくなかった。それで、安全に走った。モンスターエナジー・ヤマハと共に戦った今日は、とても特別な一日だった」

A・ボワシェール選手談 (5位/7位:6位)
「また良い結果が得られたのでとてもうれしい。最近バイクに乗ったフィーリングがすごくいい。ここ3レースがそうだったので、これでシーズンが終るのが悲しい。第1ヒートでスタートで出遅れた後の5位は素晴らしかったけど、第2ヒートは少し疲労を覚えてしまった。ここでもまたスタートがわるかったけど、ライディグはOKだった。全体としては良いレースウイークエンドだった」

C・カンパーノ選手談 (28位)
「ハードな一日だったし、自分が望んだようなシーズンの終り方ではなかった。それでもこのバイクに乗って、僕にとっては前進できたのでチームに感謝したい。早い選手と一緒にスタートし、今年ヒート優勝している人たちとレースすることができた。自分にできることを示せるというのは自信につながる。来週のネイションズでは手首が問題ないことを望んでいる。大丈夫だと思う」

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