[HONDA] JMX Rd.5 SUGO IA1の平田優は両ヒートでトップ争いを展開!IA2では星野優位が総合成績トップ!

当初は、5月末に開催予定だった全日本モトクロス選手権のSUGO大会は、東日本大震災の影響によりスケジュールが変更され、アマチュアモトクロスライダーが集うMFJモトクロス全国大会と併催する形で、8月第1週に開催されました。

会場となったスポーツランドSUGOは、宮城県の仙台市から近い村田町にあります。レースが行われたインターナショナルモトクロスコースは、大坂と呼ばれる斜度約30度の上り坂などが特徴で、なだらかな丘を巧みに使ったダイナミックなレイアウトが施されています。

IA2やレディースクラスなどの予選やMFJモトクロス全国大会の全レースが行われた土曜日、そして各クラスの決勝が開催された日曜日とも、天候は晴れから曇り、そして一時雨と、目まぐるしく変化。湿度は高めで、気温も上昇しました。

合成績トップ!

当初は、5月末に開催予定だった全日本モトクロス選手権のSUGO大会は、東日本大震災の影響によりスケジュールが変更され、アマチュアモトクロスライダーが集うMFJモトクロス全国大会と併催する形で、8月第1週に開催されました。

会場となったスポーツランドSUGOは、宮城県の仙台市から近い村田町にあります。レースが行われたインターナショナルモトクロスコースは、大坂と呼ばれる斜度約30度の上り坂などが特徴で、なだらかな丘を巧みに使ったダイナミックなレイアウトが施されています。

IA2やレディースクラスなどの予選やMFJモトクロス全国大会の全レースが行われた土曜日、そして各クラスの決勝が開催された日曜日とも、天候は晴れから曇り、そして一時雨と、目まぐるしく変化。湿度は高めで、気温も上昇しました。

▼IA1(450/250)ヒート1

平田優(TEAM HRC)が、成田亮(ヤマハ)、小島庸平(スズキ)に続く3番手で1周目をクリア。増田一将(TEAM HRC)は、8番手とやや出遅れてオープニングラップを終えました。2周目、7番手を走行していた田中教世(カワサキ)がミスにより 後退したため、増田は7番手にポジションアップしました。

レース序盤、トップの成田から7番手の増田までが、各車の間に大きな差がないひとつの集団として走行。この中、平田は小島へと迫りました。しかし増田は、5周目にミスし、この集団から遅れた単独の7番手となりました。レース中盤、一度は小島に離されかけた平田が、再び小島へと接近しました。

しかし逆転のチャンスは得られず。しかも、レースの残り時間が10分をきった頃に、平田は熱田孝高(スズキ)に抜かれてしまい、4番手へと後退してしまいました。そしてレースは、19周で終了。平田は、表彰台圏内まであとわずかの4位でフィニッシュしました。また増田は、最後まで順位を守り、7位でゴールしました。

▼IA1(450/250)ヒート2

平田がホールショットを奪いましたが、すぐ成田に抜かれてしまいました。増田も好スタートを決めて、1周目を成田、平田、増田の順でクリアしました。2周目、増田は小島にパスされて4番手に後退。しかし平田は、成田へと接近戦を挑んでいきました。4周目、増田はミスにより6番手まで後退しました。

6周目、それまで成田に接近戦を挑んで、トップ浮上のチャンスをうかがっていた平田が、急激にペースを落として5番手へとポジションダウン。さらに平田は、8周目にさらに順位を落としていた増田と位置を入れ替えて、8番手まで順位を落としてしまいました。

レース後半、増田はペースを守って7番手をキープ。一方の平田は、大きく落ちたラップタイムのまま走行を続けましたが、レース序盤に築いたアドバンテージが大きく、単独8番手での走行が続きました。そしてレースは、18周でチェッカーに。増田は7位、平田は8位と、不本意な成績で今大会を終えました。

▼IA2(250/125)ヒート1

前大会ヒート1で2位入賞を果たしている星野優位(HRF SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS)が、まずまずのスタートを決めると、1周目から積極的にライバルをパッシングして、2番手へと浮上。しかし、小方誠(DREAM Honda RT Ogata)は、他車転倒の影響により出遅れ、1周目14番手と苦しい展開となりました。2周目以降、星野はトップを走る稲垣佳樹(スズキ)を追撃しました。

そして、5周目にはついに稲垣を抜いて、星野がトップに浮上。しかし稲垣に粘られて、10周目には再び2番手に後退しました。するとここから星野も意地をみせ、ラストラップの最終コーナーまで稲垣を追撃。18周のレースを、トップとわずか0.5秒差の2位でゴールしました。小方は、定評があるタフさを生かしてレース終盤まで追い上げを続け、6位に入賞しています。

▼IA2(250/125)ヒート2

スタート直後の2コーナーで、マルチクラッシュが発生。小方がこれに巻き込まれて、前を走る集団から大きく遅れたほぼ最後尾からの、追い上げレースとなってしまいました。星野は、田中雅己(TEAMナカキホンダ)に次ぐ5番手で1周目をクリアすると、2周目には田中らをパスして3番手に浮上。さらに、3周目と5周目に1台ずつを抜いて、トップに浮上しました。

しかしレース中盤、中村友則(カワサキ)に逆転されて星野は再び2番手となると、レース後半にはミスによりコースアウトを喫し、渡辺学(ヤマハ)に抜かれて3番手へと後退しました。そして最終ラップ、星野は渡辺に接近しましたが、逆転には至らず。星野は、3位表彰台に登壇しました。小方は、このヒートの最速ラップタイムをレース終盤に記録する驚異的な追い上げで5位、田中は6位に入賞しました。

▼レディースクラス

開幕戦から4連勝を達成しているV3チャンピオンの益春菜(HRF SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS)に、アクシデントが発生。益は、今大会に向けた練習走行中に肩を負傷し、監督判断により今大会を欠場することになってしまいました。レースは、山本泉(TEAM HAMMER)がまずまずのスタートを決めると、1周目に4台以上をパスして、トップに浮上しました。

しかし2周目、山本は邵洋子(スズキ)に抜かれてしまい、2番手へと後退。その後、数周にわたり邵をマークし続けた山本でしたが、レース後半になると両者の差は少し拡大。それでも、最後まで邵の追撃を続けました。そしてレースは、熱中症対策のため、本来よりも5分短い10分+1周でチェッカーに。山本は2位でゴールして、表彰台に登壇しました。

コメント

平田優 (IA1・4位/8位)
「ヒート1は、前大会での反省から、なるべく最後まで我慢し続けようと思いながら走っていました。結果的には、優勝どころか表彰台に上がることもできませんでしたが、前大会と比べれば、改善されている部分もあるレースだったと思います。ところがこのヒート1で、体力を完全に使いきってしまい、ヒート2は最初の10分くらいしか、ちゃんと走ることができませんでした。インターバルの間に回復した分の体力が終わってしまったあと、ミスを連発し、そのミスに対してリカバーする気力が持てず、ずるずると順位を落とす結果になってしまいました。僕の場合、まずはスタミナと、課題は明確です。しかし強さだけでなく同時に速さも得なければ、このクラスでは戦えないとも思います。努力を続けます」

増田一将 (IA1・7位/7位)
「両ヒートとも、疲れが出だしてからペースが一気に落ち、ミスが重なって順位を落としてしまう展開でした。それでも、どちらのヒートとも開始から10分くらいはトップ集団に食らいついて走れているので、そういった面では序盤からいきなり離されてしまった前大会と比べて、改善の兆しも見えてきたと感じています。もちろん、ファクトリーライダーなので結果が欲しいというのが本音ですが、調子を取り戻さないことには、結果もついてきません。この成績を、現在の自分の実力と認識して、自分の悪い部分をしっかりと分析して、徐々に自分の力を取り戻せるように、努力を重ねていきたいと思います。まずは次戦まで1ヵ月のインターバルを有効に使い、いいレースができるようにがんばります」

市川哲也 |TEAM HRC監督
「平田は、前大会での教訓を生かし、体力面の改善をしっかり行って、この大会に臨みました。しかし決勝では、スピードは十分あることを証明できましたが、両ヒートとも中盤から終盤にかけて順位を落としてしまいました。とはいえ、体力面の改善というのは、短期間で簡単にできるものではありません。今後も引き続き、トレーニングや練習のサポートをしていきたいと思います。増田は、両ヒートともペースは安定していましたが、前大会同様にスピードが足りませんでした。かつての速さを取り戻すためのサポートを続けていきます。早くも今季の前半戦が終了しましたが、TEAM HRCとしてはこの成績ではまったく満足できません。1カ月のインターバルをうまく使って、巻き返しを図りたいと思います」

星野優位 (IA2・2位/3位)
「ヒート1は、稲垣佳樹選手にトップをゆずって以降、一度は少し離されましたが、終盤には差に詰めることができました。抜けるラインは見つけていて、最後にそこを使って勝負しようと思ったのですが、稲垣選手にしっかりブロックされてしまい、逆転はできませんでした。ヒート2は、スタートもそれなりに決まって、2番手に後退してからもいい感じで走れていたのですが、ミスしてしまいました。最後まで渡辺学選手を攻略しようとがんばりましたが、抜くことができませんでした。優勝できなかったのは残念ですが、両ヒートの成績をまとめ、総合成績ではトップになることができました。次戦以降、初優勝と両ヒート優勝での総合成績トップを目指します」

小方誠 (IA2・6位/5位)
「かつてスポット参戦したIA2で優勝した経験がある、相性のよいコースなのですが、 両ヒートとも序盤での出遅れが最後まで響くレースとなってしまいました。ヒート1は、それなりによいスタートだったのですが、1周目に目の前で転倒したライダーがいて、そのマシンと絡んでいるうちに順位を落としてしまいました。ヒート2も、他車の転倒に巻き込まれるような感じで転倒しました。とはいえ、暑さの中でもレース終盤まで追い上げを続けられたり、ヒート2ではベストラップタイムを記録したりと、よい部分もあったと思います。スタートが決まれば、トラブルに巻き込まれる可能性は減るので、スタートを課題のひとつにして、練習を繰り返したいと思います」

山本泉 (レディース・2位)
「予選が行われた土曜日から天候が不安定で、雨が降らなければいいと思っていたのですが、決勝直前に強い雨が降ってコースはかなり滑りやすい状態でした。私は、こういうコンディションが苦手で、でも1 周目にはトップに立ったあと、そのまま逃げきりたいと思いましたが、うまく走ることができませんでした。今回は、せっかく予選をトップで通過したのに、決勝で情けない走りをしてしまいました。次戦は地元の名阪スポーツランドで開催されるので、表彰台の頂点に立てるよう、夏休み期間中にトレーニングします」

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