[HONDA] JRR Rd.4 もてぎ 全日本ロードレース第4戦ツインリンクもてぎ 酷暑となった戦い、中上貴晶が独走優勝で2連勝

全日本ロードレース選手権第4戦としてJ-GP2のみがツインリンクもてぎで開催、今回は全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦との併催となりました。J-GP2は第3戦のもてぎで開幕し、今回が2戦目。鈴鹿8時間耐久ロードレースを戦った関口太郎(Team TARO PLUS ONE)らにとっては2連戦のタフな戦いとなります。金曜日に行われたスポーツ走行は、午前はドライ、午後は一時的に激しい雨が降りましたが、雨が上がると急激に路面が回復してドライで行われました。絶好調の中上貴晶(MuSASHi RTハルク・プロ)は、自身が持つレコード1分55秒125を超える1分54秒435を記録。予選では目標である世界選手権Moto2クラスのレコード1 分53秒を記録すると自信を見せました。

予選日は真夏の太陽が照りつける天候となり、路面温度は金曜日に比べて20℃も高い53℃を記録しました。中上は50分1回のタイムアタックに、変化した路面コンデションに合わせてフロントタイヤのコンパウンドを変えるなどしてトライ。ラスト15分にはロングランをこなしてアタックしますが、1分 54秒717がベストタイムとなりました。スポーツ走行のタイムにも届かず、悔しい予選となりましたが、レコード更新に加え、ポールポジションを獲得しました。2番手には関口がつけ、山口達也(TOHO Racing)は7番手、野田弘樹(テルル・ハニービーレーシング)は11番手となりました。

気温34℃、路面温度58℃、「鈴鹿8耐より暑い」と誰もが口にする酷暑の中、決勝レースのスタートが切られました。ホールショットは関口、それを中上が2コーナーでパスしてトップに浮上。2位以下を引き離そうとしたのですが、関口は離れず中上をマーク。1、2番手が逃げ、小山知良 (C.I.P.TNU)が追う展開になりました。セカンドグループから追い上げようとしていた山口は、3ラップ目のダウンヒルでトラブルが発生、スロー走行となってしまいました。さらに、5ラップ目で4番手を走行していた中本郡(ヤマハ)もスロー走行でリタイアしました。

レース中盤の7ラップ目では、トップを走る中上、2秒後方に関口、さらに約2秒差で小山がトップグループを形成。その後方では野左根航汰(ヤマハ)、稲垣誠(ヤマハ)、生形秀之(スズキ)の3台が4番手争いを繰り広げました。スタートで出遅れてしまった稲垣はペースアップし、8ラップ目に野左根をパスして4番手に浮上。10ラップ目には生形が野左根を抜き、稲垣、生形、野左根のオーダーとなります。中上は後半にきてさらにペースアップし、14 ラップ目には1分54秒861、最終ラップでは1分54秒837とファステストラップを記録。そのままトップでチェッカーを受け、今季2勝目を挙げました。2位は関口、3位は小山、最終ラップまで激しい攻防が続いた4位争いは生形が制しました。大木崇行(MOTO BUM HONDA)は9位。野田は12位でチェッカーを受けました。

コメント

中上貴晶 (優勝)
「朝のウオームアップランでも、Moto2のレコードタイムを狙っていたのですが届きませんでした。コーナーの進入が早すぎるとアドバイスされたので、決勝では突っ込み過ぎないように毎ラップ心がけて、しっかり止めて立ち上がるように走りました。決勝では固めのタイヤを選び、温存しながら走りました。岡田(忠之)さんから『55秒台に入れるな、54秒台で走れ』と言われていたのですが、厳しかったです。それでも終盤にタイムアップできたので、少し強くなれたのかなと思います。勝てたことはうれしいですが、やはり 1分53秒という目標に届かなかったのが非常に悔しいです。今年はすべてのセッションでトップタイムを記録できているので、モチベーションを保って突っ走っていきたいと思います」

関口太郎 (2位)
「鈴鹿8耐のような暑さに合わせてマシンのセットアップをしきれていないので、その状況で走るのは大変でした。でも、前回のレースでは中上の背中さえ見えなかったのが、今回は数周でも見ることができたので、マシンのセットアップや、ライダーとしてのスキルという部分では得られるものがあったのでよかったと思います。これからやらなければならないこともわかっています。少しでも中上に追いつけるように、自分の仕事をきちんとやりきりたいと思います」

小山知良 (3位)
「初日は1分58秒4しかタイムが出ませんでした。前回のもてぎ戦ではすぐに1分56秒台が出たのにおかしいと思い、調べてみたらトラブルが見つかりました。パーツがなかったのでメカニックに応急処置をしてもらい、さらに試行錯誤しながらマシンを仕上げてくれたので、中盤まではいい走りができたと思います。後半はタイヤのマネジメントができなかったという反省もありますが、最終的には1分55秒6までタイムアップできました。GP復帰を目指すため、レギュレーションの範囲の中でマシンをMoto2の仕様に近づけていきます。来年はMoto2に参戦できるように、こらからもWGPを意識しながら戦いたいと思います」

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