[SUZUKI] WMX Rd.11ベルギー クレメン・デサール、地元ベルギーで2位表彰台登壇

7月31日、リンブルグ・ロンメル(ベルギー)で開催されたFIMモトクロス世界選手権第11戦、ロックスターエナジースズキのクレメン・デサールが総合2位を獲得、今季通算7度目のポディウムに上がる活躍を見せた。

ロンメルの路面はライダーにもマシンにも過酷な特有のサンド質で、全開催会場のうちで最も難易度が高くテクニカルでタフと言われるが、そのコースの傍らをおよそ2万3300人の観客が埋め尽くした。

肌寒いほどに涼しい曇り空の下、RM−Z450WSを駆るデサールは第1レース、好スタートからの35分+2周を、他者は細かなミスを繰り返す中、終始順調な走りでトップをキープ、レースの主導権を握った。しかしラスト3ラップでA・カイローリ(KTM)の驚異的な追い上げにあい、2位となった。続く第2レースでもデサールは好スタートを見せた。レース中盤は同郷でもあるK・デダイカー(ホンダ)と激しいバトルを展開したが、レースが進むにつれて強烈に荒れてくるコースにデダイカーは脱落、その後ゴンサルベス(ホンダ)との争いとなったが彼もまた過酷なコースにマシントラブルで脱落した。最終的には終始ステディな走りを見せたデサールは4位フィニッシュ、総合2位を獲得した。

デサールの活躍の一方で、チームメイトのスティーブ・ラモンは土曜の予選時に大クラッシュを喫し、病院で検査と治療を受けた。ラモンは頭と首を強打しており、クラッシュ直後は手足の感覚に不安を訴えていたが、その症状は脊髄へのショックによる一過性のもので深刻な事態にはならず、骨折箇所もなく、首の筋を痛めたことといくらかの擦り傷で済んだことが不幸中の幸いだった。ラモンは月曜に、レースコース近くの病院から自宅近くの病院へ移る予定だが、回復の見通しは明るい模様。

全15戦中の第11戦が終了し、シリーズはチェコ、イギリス、ドイツ、イタリアの4戦を残すのみとなった。現在ランキング2位につけるデサールは、ポイントリーダーのカイローリから52ポイント差、3位のフロサードには11ポイントリードしている。ラモンはランキング11位の位置につけている。次戦は来週末、ドイツ国境にほど近いチェコのロケットで開催される。ロケットは2009年にデサールがGP初勝利を飾った非常に得意とするハード路面のコースでもあり、活躍が期待される。

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