[SUZUKI] WMX Rd.10ラトビア ロックスターエナジースズキ、両ライダーがトップ10内でフィニッシュ

毎週末のようにヨーロッパでの転戦が続いているFIMモトクロス世界選手権、全15戦中の第10戦が7月17日、ラトビア・ケグムで開催された。好天に恵まれ、会場に詰め掛けた2万1000人の観客が見守る中、ロックスターエナジースズキは、スティーブ・ラモンが総合8位、クレメン・デサールが総合9位を獲得した。

ケグムは路面が固く、至るところに大小様々なギャップが多いため、他の会場と比べてもマシンコントロールが問われるコース。この日のためにチームは念入りにマシンテストを重ね、ライダーもコンディションの調整に取り組んだ。

決勝前日、デサールはスピード感あふれる走りで予選を2位で通過、怪我からも完全復帰して本来のスピードを取り戻したかに見えたが、決勝では両レースともに不運なアクシデントに見舞われ、前日の好調を発揮することはできなかった。今シーズンすでに3回の総合優勝を果たしているデサールだが、この日はS・フロサード(ヤマハ)との4位争いを展開中に転倒、再スタートしたものの順位を落としてしまう。さらにラストラップの180度ターンでフロントからのスリップダウンもあり、第1レースは8位でフィニッシュした。

続く第2レースでは、フィニッシュラインのテーブルトップジャンプでE・ボブリシェフ(ホンダ)との空中接触により、痛めている方の肩に打撃を受けて結果は再び8位、総合では9位となった。

チームメイトのスティーブ・ラモンは、土曜のプラクティスで2位のタイムを出し、予選を4位で通過するなど好調の波に乗っていた。しかしながら決勝第1レースはラモン本来のスタートが切れず10位。第2レースはベテランらしく冷静なレース運びで3位争いに加わったが、最終的に6位となり、総合8位を獲得した。

デサールは現在ポイントリーダーのA・カイローリ(KTM)に42ポイント差でランキング2位をキープしている。ラモンは現在ランキング8位まで上がり、7位のR・ゴンサルベス(ホンダ)との52ポイント差を詰めようとしている。

次の第11戦は2週間後、チームの地元でもあるベルギー、リンブルグのロンメルで開催される。さらにその翌週には、チェコのロケットで第12戦が控えており、サンド質のロンメル、ハードでスリッピーなロケットと対照的な土質のレースが続く。

クレメン・デサール 第1レース/8位 第2レース/8位 総合9位

「第1レースはスタートも良く決まって、3番手につけていた。フロサードに抜かれたが、無理してブロックするのも危ないと判断した。その後フロサードに再び追いついてパスしようとしたところで彼にラインを塞がれ、それで大転倒してしまった。幸い怪我はなく、6番手になったが、ラストラップのコーナーでフロントのコントロールを失い、8位という残念な結果になってしまった。第2レースは、スタート後の第1コーナーでトップ5に入っていたが、自分をパスしようとしてボブリシェフがテーブルトップのジャンプの最中にぶつかってきた。グリップに衝撃が来て、肩に痛みが走った。それからあとはどうしても慎重になってしまい、思いきり攻めることができなかった。今は家に帰って負傷した指を手当てしながら、次のロンメルのことだけを考えたい気分だ。」

スティーブ・ラモン 第1レース/10位 第2レース/6位 総合8位

「今日のレースには、ややフラストレーションを感じている。第1レースでのスタートが悪く、自分のリズムを取り戻すのに苦労した。パワーが発揮できず、ただ周回しているだけというような走りになってしまった。第2レースはコースが荒れたぶんスタートそのものは悪くなかったが、集中して慎重に走らなければ危ない。トップグループからあまり離されないようについて行き、このまま行けば3位を狙えると思い追い上げたが、疲れからかミスをしてしまった。体力的に厳しいレースだった。スピードはあると思うのだが、それを結果に結びつけるように頑張りたい。」

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