[YAMAHA] WSB Rd.8 チェコ メランドリが第1レースで優勝

第8戦チェコ大会は、チャンピオン争いを展開中の3人が表彰台を目指して相まみえる手に汗握る大接戦。そのなかでヤマハ・ワールドスーパーバイク・チームのM・メランドリが第1レースで優勝。第2レースも2位獲得と健闘した。

第1レース。E・ラバティーとメランドリは好スタートを切って2位と3位。2ラップ目にはメランドリがラバティーをパスして2位に上がり、トップの M・ビアッジを追っていく。その一方でラバティーはC・チェカにも抜かれて後退した。メランドリは9ラップ目、ビアッジにしかけてついにトップに浮上。その後は安定したリードを保ってゴールを目指し、17ラップ目に一時、先行を許したものの再び抜き返してチェッカーを受けた。ラバティーはストレートでスピードが伸びず、4ラップ目までに5位に後退。しかしその後は懸命の走りでポジションをキープし、そのまま5位を獲得した。

第2レースもほぼ同様の展開。メランドリは序盤でビアッジのテールにつけ、9ラップ目にしかけてトップを奪った。しかしその2ラップ後に抜き返され、再び追う展開に。メランドリはコンスタントにアタックを続けて何度か順位を入れ替える場面もあったが、激しいバトルの末に、最終的には2位でチェッカーを受けた。一方のラバティーは、第2レースでもスピードで上位争いについて行くことができず、第1レース同様の5位。メランドリは第1レースで2分 00秒118、第2レースで2分00秒058のファステストタイムを記録。さらに第2レースではトップスピードが292.7km/hに達し、この日の最高速記録となった。

シリーズポイントでは、メランドリとラバティーがそれぞれ240ポイントと168ポイントを獲得してランキング3位と4位をキープ。メランドリは今回の活躍により、ランキングトップのチェカとの差を53ポイントに縮め、ランキング2位のビアッジまではあと23ポイント。ラバティーはランキング5位のハスラムに31ポイント差をつけている。

M・メランドリ選手談(優勝/2位)

「今季3回目の優勝はすごくうれしい。でも本当は両方勝たなければいかなかったと思う。第1レースの初めはマックスをとらえることができるとは思っていなかったから、彼の後ろについていくために早めにユージンをパスした。ついにマックスをとらえて前に出たあとも、ところどころで彼のほうが速かったから、トップをキープするのは大変だったよ。第2レースも非常に厳しかった。最後まであきらめずに戦い続けたけれど、あれ以上はもう無理だった。マックスとのバトルはとても激しかったけれど、たぶん僕だけじゃなくて、彼のほうもそれをエンジョイしていたと思う。そしてもちろん、観客のみんなもね。こんなに素晴らしいマシンを作ってくれたチームに感謝。シルバーストーンが楽しみだ」

E・ラバティー選手談(5位/5位)

「僕にとっては、最高の一日というわけにはいかなかった。もっともっと上の成績を目指していたからね。本当はもっと頑張れたはずなのに、両レースとも5位に留まってしまい残念だ。パワーが出し切れず、ストレートでのスピードが伸びなかったのが原因。全体のペースでは上位のライダーたちと同等だったと思うけれど、ストレートは限界ぎりぎりまで頑張っても、どうしても離されてしまったんだ。このような状況を考えれば、5位という結果は悪くないのかもしれない。このあとデータを分析して、次のシルバーストーンまでに何ができるか考えたい」

A・ドソーリ、ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チーム・チームマネジャー談

「マルコにとっては完璧なレースになった。両レースとも素晴らしかった。第2レースで優勝できなかったことは確かに残念だが、このようなコース・コンディションの下でマルコとマックスがともに終始、見事な速さを見せ、観客たちを楽しませてくれたことは間違いない。ポイントでもチェカとの差を13ポイント短縮することができた。この調子をキープすることができれば、チャンピオンシップはますます見応えあるものになるだろう。ユージンのほうは、両レースで好スタート。しかしマシンには、まだいくつかの課題が残っていたようだ。彼はコンスタントに成長しており、ルーキー・イヤーにもかかわらず素晴らしいパフォーマンスを見せてくれている。ランキングも4位をキープしており、前の3人はモトGPの経験豊富なライダーばかりだということを忘れてはいけないだろう」

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