[YAMAHA] WMX Rd.7 スペイン ヤマハ勢がダブルポディウム

モンスターエナジー・ヤマハのワークスYZ450FMを駆るD・フィリッパーツとS・フロサールが、ラ・バニェサ で開催されたスペイン・グランプリで16,000人の観客を前にそれぞれ2位、3位に入り、共に表彰台に立った。

全15戦で争われるFIMモトクロス世界選手権の第7戦の舞台となった今回のコースは、ハードな路面に狭く短いレイアウトの珍しいサーキットで、ライダーには独特の走りが求められる。通常は国内イベントで使用されているこの施設を世界選手権開催に向けてアップグレードさせた。だが石が多く高速のこのコースは追い抜きが難しい。

フィリッパーツはアグレッシブにプッシュして両ヒートでそれぞれ3位と4位に入り、表彰台の2段目に立ってシーズン2度目となるトロフィーを手にした。元世界チャンピオンのフィリッパーツは、苦戦を強いられた前戦ポルトガルGPから巻き返し、再びシャンパンファイトを行うことができた。
第1 ヒート、フィリッパーツはM・ナグル(KTM)を抜いて3位に上がると転倒から見事な走りで挽回し、そのまま3位でゴール。第2ヒートでは3位まで上がったフィリッパーツだったが、最後の最後にC・ドゥサル(スズキ)の追撃を抗しきれず、4位となった。それでも総合成績ではフィリッパーツは2位となった。

S・フロサードは第1ヒートのスタートからトップグループに就け、その追撃とT・カイローリ(KTM)の後退によりリードを奪うという模範的なライディングを見せた。フロサードは最後の2周で世界チャンピオン、カイローリを抑えきり、ルーキーイヤーの今季3度目となる勝利のチェッカーフラッグを受けた。
第2ヒートは残念ながら1周目にC・ドゥサルと絡み、後続集団に埋もれてしまう。懸命な走りでトップ10まで挽回したが終盤、フロサードの負傷した手が痛みを増してしまい、9位でフィニッシュした。

A・ボアシエールはスタートが良くなかったこともあって、両ヒートをそれぞれ13位と14位で終え、総合成績では13位となった。

フロサードはMX1-GP選手権ランキングで250ポイントを挙げて現在3位に就けている。2位のカイローリとは34ポイント差で、4位のM・ナグルには25ポイントのリードを維持している。フィリッパーツは両ヒートでリタイアした先週末のポルトガルGPから挽回し、5位と5ポイント差の6位。ボアシエールは14位。

フランス、ポルトガル、そしてスペインと続いた3連戦を終えて、モンスターエナジー・ヤマハは、次のグランプリ3連戦に備えて短い休みに入る。この後、選手権はスウェーデン(ウッデバラ)、ドイツ(トイチェンタル)、ラトビア(ケグムス)と続く。

コメント

D・フィリッパーツ選手談(3位/4位:総合2位)
「このところ転倒が多すぎたので、自信を取り戻すにはこの結果は大きい。第2ヒートでは速さはあったがレオクをパスしようとして軽い転倒を喫した。その後、バラガン、それから再びレオクに追いつき、追い越すためにプッシュし過ぎてしまって最後の2周でエネルギーが切れてしまった。コースはハードだったし、すごく暑かった。ポルトガルでの転倒で、先週はトレーニングできなかったけど、これからブレークに入るのでもっとトレーニングしたいし、バイクのテストにも少し時間を使いたい。今、各グランプリで上位を維持したいと思っている。これが僕の目標だ」

S・フロサード選手談(1位/9位:総合3位)
「第1ヒートにはすごく良かったけど、第2ヒートで優勝のチャンスを逃してしまった。ゲートが少し柔らかくて、スタートが悪かったように思う。クレマンと接触してしまい、ともに転倒はしなかったけど、遅れてしまった。再びハードにプッシュしたけど25分くらい経過したところで手に痛みを覚えた。グリップするのが困難で、思うようなライディングができなかった。今週はトレーニングができなかったので、挽回してさらに良くするために、来週はトレーニングに充てたい」

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