[HONDA] WMX Rd.7 スペイン バブリシェフが8位/7位に入り、総合8位。ゴンカルベス総合9位

今シーズン2度の表彰台登壇を果たしているバブリシェフは、残念ながら平均的なスタートからトップ5圏外の走行を両レースで繰り返しました。レース 1ではポルトガル人のチームメート、ルイ・ゴンカルベスと7位争いを演じましたが、わずか1秒ほどの差で敗れました。この結果に落胆したロシア人のバブリシェフは、左手にできたマメに苦しみながらも、レース2では1ポジション上げ、ファクトリーマシンを総合8位に導きました。

ゴンカルベスは土曜日に行われた予選レースで、好スタートから厳しいコーナーをすり抜け、4位でフィニッシュしました。ポルトガル人のゴンカルベスは、残念ながらレース1の途中に飛び石が鎖骨に当たり、激痛と戦わなければなりませんでした。レース1で7位、レース2で10位に入ったゴンカルベスは、総合9位のリザルトを残しました。

LS Honda Racingのケン・ド・ディッカーは、土曜日に暫定ポールポジションを獲得しましたが、マシントラブルで予選レースを完走できず、スターティンググリッドが不利になってしまいました。ベルギー人のド・ディッカーは最後尾からばん回を果たし、11位/11位でフィニッシュ。総合では12位となりました。

チームメートのショーン・シンプソンは、ギャップだらけのコースに果敢に挑みました。レース1ではシュラウドを破損しながらも16位を獲取しましたが、レース2ではアルバロ・ロサーノリコ(ヤマハ)の転倒に巻き込まれてしまいました。シンプソンはピットインして部品交換の後にコースインしましたが、5周遅れのポイント圏外23位となりました。

MX2では、手の負傷で欠場していたスウィアン・ザノーニがCRF250Rを駆り、Honda World Motocross Teamに復帰しました。ブラジル人のMX2ルーキーは、コース上でリズムに乗れなかったものの、レース1でポイント獲得目前の23位に入りました。レース2ではもっといいスタートが切れて、16位につけていたザノーニでしたが、レース中盤のクラッシュで右足のカカトを痛め、リタイアを喫しました。

バブリシェフは、世界選手権MX1ランキング4位から21点ビハインドの5位につけています。ゴンカルベスは6位から7位に落ちましたが、8位のジョナサン・バラガンに対して32点のアドバンテージがあります。ド・ディッガーは12位、シンプソンは15位につけています。

3連戦を終えたFIMモトクロス世界選手権は、このあと1週のインターバルを経て、7月にはスウェーデン、ドイツ、ラトビアと続く3連戦に突入します。

コメント

イブジェニー・バブリシェフ(MX1 8位/7位 総合8位)
「今大会の感触は悪くありませんでしたが、スタートがよくなくて、このコースではばん回もままなりませんでした。ラインがたくさん設けられていましたが、速い選択肢がないので効果はありませんでした。抜きにかかるためにはリスクを冒す必要がありました。レース2ではコースが少し平らになって、部分的には改善されました。1コーナーは滑りやすくて、少しでも上の順位を得るために必死でした。自分の好みではない難しいコースでポイントを獲得できたのでうれしい。今大会に全力を尽してくれたチームスタッフに感謝したいです。マシンはすばらしかった。ただ問題だったのは、自分がスタートのタイミングを外したことだけ。スウェーデンではもっといい成績を残したいです」

ルイ・ゴンカルベス(MX1 7位/10位 総合9位)
「大変な一日でした。必須とされたスタートはうまく決められましたが、レース1では腕アガリを起こしていろいろとうまくいかなくなってしまいました。レース半ばで鎖骨に石が当たり、力が入らなくなりました。マシンを押さえられなくなり、レース2までの間に鎖骨をアイシングしなければなりませんでした。レース2 もすんなりとはいかず、アンラッキーなことに同じ肩にまた石が飛んできました。レースが終わった今、いったん戻ってこの肩を治さないといけません。このコースについては賛否両論ありますが、我々の使命はとにかくレースをすること。今後はもっといいコースがあるはずです」

ケン・ド・ディッカー(MX1 11位/11位 総合12位)
「いい一日ではありませんでした。とても抜きにくいコースで、後方からばん回することは不可能のように思えました。我々はこれからも改善する必要があります。なぜならばスタートでトップ5に入ることが大事だから。土曜日はよかったが、今日はとても難しかったです」

ショーン・シンプソン(MX1 16位/23位 総合19位)
「もっと好成績を残せたはずです。2度スタートに失敗し、それでもレース1ではうまくすり抜けて6位まで浮上しました。ところがデサール(スズキ)を抜こうとした時につまらないミスをして、低速でクラッシュ。その際にシュラウドをはがしてしまい、そのあとは何ポイントかでも得るために走りました。仕切り直して臨んだレース2では、トップ10近くまでいけたはずですが、目の前でクラッシュしたロサーノの後輪にヒットして、もう一方のシュラウドとラジエターを壊してしまいました。クーラントがなくなったので、ピットインして修理を施し、ポイントの望みはなくなったけれどコースに戻って走りました。今はまだトップ10 圏内に食い込めないようですが、トライは続けます。この会場はグランプリコースではなかったし、パドックも水準に達していたとは言えません。走るのは楽しかったし、スペイン国内選手権を開催するには十分かもしれませんが、グランプリ用としては少々疑問です」

スウィアン・ザノーニ(MX2 23位/27位 総合29位)
「とても恥ずかしい。走行中は感触もよく、レース1はきつかったけれどもあと少しでポイントゲットでした。レース2ではいいペースに乗れましたが、ウエイブでコントロールを失ってしまいました。右足のカカトを打って痛みがひどく、再スタートできませんでした。かなり腫れているけれど、スウェーデンGPまでには治ると思います」

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