[YAMAHA] JMX Rd.2近畿 第1ヒートで成田が今季2勝目!ランキングは2位をキープ

約1ヵ月のインターバルを経て迎えた第2戦近畿大会。土曜日の午前中に雨が降り、ウエットコンディションとなり、12日の決勝は、午前中こそ曇りとなり第1ヒートはドライに近い状態となったが、午後のレディスクラス決勝から雨が降り始め、続く第2ヒートはウエットレースとなった。

YSP・レーシング・チーム・ウィズ・N.R.T.の成田亮は第1ヒートで優勝、第2ヒートは8位となったが、難しいコンディションのなかライバル勢も両ヒートで成績を揃えることができなかったことから、総合では開幕戦に続いて2位を獲得した。

第1ヒート、好スタートを切ったのは福留喜秀(ホンダ)、これに増田一将(ホンダ)、深谷広一(ヤマハ)、そして成田が4番手に続いた。成田は序盤から着実に順位を上げ2周目には3番手、6周目に増田を捉えて2番手に浮上する。その後は福留、成田、増田、さらに後方から追い上げてきた熱田孝高(スズキ)を加え、4人がそれぞれ約1〜2秒という僅差でレースを展開していく。
中盤に入ると福留、成田が後方を引き離し始めマッチレースへ。この中で成田はじわじわと福留の背後に迫り、13周目にトップを奪取すると、その後も安定した速さを見せつけて優勝。開幕戦の第1ヒートに続き今季2勝目を挙げた。2位は熱田、3位は福留となった。

なお、開幕戦・第2ヒートのマルチクラッシュで怪我を負った小島太久摩(MPDY/モトクロスプロダクション・デベロップメント・オブ・ヤマハ)は、今大会を欠場した。

雨のなか行われた第2ヒートは熱田がホールショット。これに小島庸平(スズキ)、平田優(ホンダ)、新井宏彰(カワサキ)、成田と続く。序盤は平田がトップに立つが3周目に小島が先行。一方の成田は6番手に後退するが、すぐに挽回して4番手に上がりトップ3を追う体制を整える。ところが徐々に離され、逆に後方から追い上げられて、さらに転倒を喫し7番手まで順位を下げてしまう。
しかし、ここから成田は本来の走りを取り戻し、激しい追い上げを見せ、また上位陣の転倒もあり4番手とすると、3番手の平田にも接近。ラストラップにはその背中を捉えるまで迫り、逆転をめざしてハードプッシュするも一歩及ばず、4位でチェッカーとなった。
ところが、成田はレース中に黄旗振動(危険予告、徐行、安全確認、追い越し禁止など)を無視してしまったため「同一周回中の最下位」というペナルティーを課せられた。これは、第2ヒートで1〜8位までの選手が17周を周回していたが、4位だった成田は、この中の最下位、すなわち8位に順位を下げることとなった。
それでも総合成績は熱田に続き総合2位となり、ランキングは2位をキープした。

IA2は、MPDYから参戦している尾崎友哉が、練習中の転倒により怪我を負ったため、今大会を欠場することとなった。第1ヒートは三原拓也(カワサキ)が優勝、2位は星野優位(ホンダ)、3位は小方誠(ホンダ)。ヤマハ最上位は渡辺学の14位だった。
続く第2ヒート、ヤマハトップは国際A級ルーキーの安原志の15位。トップ3は三原が開幕4連勝、2位は星野、3位は加藤吏一(カワサキ)となった。

レディスクラスは最終ラップまでもつれ込む接戦となった。ホールショットは山本泉(ホンダ)、これに益春菜(ホンダ)続く。一方の安原さやはスタートで出遅れ、中団あたりとなるが、1〜2コーナーにかけて絶妙なパッシングを見せ一気に4番手まで浮上。その後さらに一つ順位を上げて、山本、益に続く3 番手で1周目を終える。
しかしその後は、シーズンオフに怪我をしていた膝が抜けるアクシデントにみまわれ、激痛の中での走行を強いられてしまう。それでも3番手をキープしていると、上位2人が相次いでクラッシュ。我慢の走りを続けてきた安原がトップに立つ。
しかし安原は、転倒から再スタートした益の追い上げられ逆転を許してしまうが2位として今季初の表彰台を獲得した。

次回の全日本選手権・第3戦は北海道大会、わっさむサーキットで7月2・3日に開催される。

COMMENTM
成田亮選手談(1位/8位:総合2位)
「第1ヒートはまずまずのスタートを切ることができ、序盤は上位陣の様子を見ながらかわすタイミングを図っていた。福留選手の後方についてからも冷静にラインをみて、焦りもなく自分のタイミングで前にでた。その後は、熱田選手が追い上げてきているのが分かったが、最後まで自分の走りに徹した。第2 ヒートは雨によるコンディションの変化から序盤はラインが定まらず、上位陣に離された。その後転倒してしまったが、それで吹っ切れて自分の走りを取り戻して挽回するできた。最後に、この悪天候のなかYSPの応援団をはじめ多くのモトクロスファンの方がきてくださったにもかかわらず、レース中に熱くなりすぎてしまった。本当にすみません。次の北海道ではファンのみなさんに楽しんでもらえるレースをします」

三浦孝久監督談(YSP豊川代表)
「第1ヒートは優勝、そして第2ヒートは難しいコンディションの中、転倒したあとも最後まで諦めない走りは、非常に大きなパワーを感じた。今回は約 40人のお客さまと一緒に観戦したが、オフロードは乗って楽しむだけでなく、見る楽しさもあることを発見をしていただくことができた。これらもチームを運営しながら、自らの成績を追求していく成田選手の挑戦。また成田選手を支えるスタッフのチームワーク、成田選手ともに戦うYZ450Fのポテンシャルに注目してほしい」

臼井秀和チームマネージャー談
「マシンもライダーも調子がよく、特に第1ヒートはそれを象徴するような走りを披露することができた。内容としても追い上げて、最後は逆転する好レースとなり、お客さまにも楽しんでもらうことができたと思う。第2ヒートは、転倒からの走りが非常に良かった。普通は転倒があるとそこで集中が切れてしまったり、タイムを落としたりするライダーが多いが、成田選手は転倒からの復活力も優れており、今回も追い上げているときのタイムはトップグループと遜色のないものだった。次回の北海道では、両ヒートで今回の第1ヒートのような走りができるようにチーム一丸となって戦うので、期待してほしい」

レディス:安原さや選手談(2位)
「スタートは遅れてしまったが第1コーナーから第2コーナーで4番手まで挽回することができた。しかしその後は膝が抜けてしまい、自分のペースを崩さないことだけを考えて走った。膝は途中で入ったが痛みがひどく、トップに立ってからも自分の走りを続けることしかできなかった。結果的に益選手にかわされて2位となったが、自信を取り戻すことができた。北海道は膝の具合を検査して決めることになると思う」

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