[YAMAHA] JRR Rd.1 鈴鹿 中須賀克行が2位でゴール

東日本大震災の影響により、約1ヵ月遅れての開催となった鈴鹿2&4レース。当初、2011年全日本ロードレース第2戦として予定されていたが、今大会が開幕戦となった。YSP Racing Team with TRCからYZF-R1を駆り出場する中須賀克行は、予選5番手からスタートし、見事なタイヤマネジメントにより2位でチェッカーを受けた。

4月中旬に鈴鹿サーキットで行われた事前テストで、好調なライディングを見せていた中須賀だが、レースウイークの金曜日にシケインで転倒し腰を強打。精密検査の結果、大きなケガはなかったが、「フォーミュラ・マシンが走っているからか、事前テストの時とはグリップ感がまるで違う」と路面状況の変化を語る。そして土曜日に行なわれたノックアウト方式では5番手となった。

15周で争われるレースで、中須賀は1周目を3番手でクリアする。その後に中須賀は、伊藤真一と激しい 3番手争いを演じながら、ラップタイムが上がらない2番手の加賀山就臣をパス。これで二人の戦いは2番手争いへと変わったが、4周目からラップタイムが2分8秒台に下がったトップ秋吉耕佑との差が、周回ごとに縮まり始め、8周目には秋吉、伊藤、中須賀がトップグループを形成した。

9周目、中須賀が伊藤をパスして2番手に浮上する と、トップ秋吉の背後につける。その後、12周目のバックストレッチで中須賀は伊藤に逆転されるが、すぐにシケインで反撃。
だが、ここで中須賀はマシンコントロールをミスしてしまい、伊藤もバランスを崩して両者失速。これで秋吉はトップをキープしたままゴールし、1秒4差で中須賀が2位のチェッカーを受けた。

コメント
中須賀克行選手談(決勝2位)
「今回は、とにかくタイヤ温存を考えて、タイヤマネジメントに徹しました。残り2周で仕掛けたけれど、シケインでミスをしてしまい、これでトップの秋吉選手に差を広げられてしまいました。レースウイークは、実は、あまり調子は良くなかったのですが、 決勝レースでは、なんとかまとめることができました。全体的にタイヤマネジメントはうまくいったと思っています。

チーム運営・平忠彦談
「中須賀選手は、タイヤマネジメントを考えたいいレースをしてくれました。優勝した秋吉選手、3位の伊藤選手も、ともにレース途中からタイヤが厳しい状況になっていたように見受けられましたが、今大会では各ライダーのタイヤマネジメントの凄い部分を見ることができました。残念ながら中須賀選手は2位となり、鈴鹿のフルコースでの優勝はシリーズ最終戦での課題となりましたが、タイヤの特性を考えた戦い方、そしてそのマネジメントに、またひとつ中須賀選手の成長した姿を見ることができました」

森正己監督(YSP長岡)
 「京都から、バイク、バス、クルマの3部隊に分かれて、総勢50名余で応援に来ました。優勝できるチャンスがあっただけに、2位という結果は惜しかった。でも、中須賀選手は本当にいいレースを見せてくれて、応援団も喜んでくれました。個人的には、スターティンググリッドに立たせていただくなど、とても感動しました。これをきっかけに、今後もみんなで応援に来たいし、今年は、ぜひともチャンピオンを奪回していただきたいですね」

関連記事

編集部おすすめ

  1. 冬の美浜町を楽しめるチャリティーイベント いろいろな乗り物に乗ったサンタクロースが愛知県の…
  2. 話題のニューモデルが集合! カワサキモータースジャパンは12月9日から10日の二日間、大阪…
  3. 【ケニー佐川:Webikeニュース編集長】 カワサキ往年の名車、Z1をオマージュした新…
  4. ヤマハ発動機は、フロント二輪※1のオートマチックコミューター「TRICITY(トリシティ)1…
ページ上部へ戻る