[SUZUKI] MotoGP Rd.4 フランス バウティスタ、積極的なトップ10バトルで順調な回復をアピール

 5月15日、フランス ルマンサーキットで開催されたMotoGP世界選手権第4戦で、リズラスズキのアルバロ・バウティスタは、フィニッシュの瞬間まで気合に満ちた堂々の走りで、怪我からの完全復活が近いことをアピールした。
 スタートは上手く出たものの、バウティスタはその後のコーナーでの混戦に巻き込まれ、1ラップを終えた時点で最後尾となった。しかし決して慌てず、冷静に追い上げを開始したバウティスタは、5ラップ目で5台のマシンによる12位争いに加わると、その後チェッカーフラッグまで激しく続くことになるバトルを展開、やがてレース中盤には9位争いのポジションについた。しかしながら、H・バーベラ(ドゥカティ)と競り合っている際に後方からL・カピロッシ(ドゥカティ)の接触を受け、そのカピロッシのクラッシュに関わる形となってしまう。これにより追い上げのタイミングを逃したバウティスタは、9位に0.463秒の僅差で12位でのフィニッシュとなった。
 好天に恵まれ路面もベストコンディションとなったこの日のルマンサーキットには、8万8000人以上の熱烈なモトGPファンが詰め掛けた。A・ドヴィツィオーゾ(ホンダ)に14秒以上差をつけたC・ストーナー(ホンダ)が優勝、第4戦終了時点でランキングトップは変わらずJ・ロレンソ(ヤマハ)。
 リズラスズキは、6月5日に開催される次戦カタルーニャGPに向け、スペインへと移動する。

コメント
アルバロ・バウティスタ 12位
「他のライダーと競り合ったという点で、今日は自分にとって今シーズン最初のレースと言える。というのは、前回のエストリルでは単独走行の状態でバトルはなかったから。このレースウィークは、とにかく懸命に取り組んで結果を出したが、今日は昨日と同様の感触で走れなかったというのが正直なところだ。コーナーの出口でリアが滑る感じがあり、それをこらえながら10位あたりで持ちこたえていた。K・アブラハム(ドゥカティ)をパスしようとした時は、ギアがニュートラルに入ってしまいタイムロスした。それからロリス(カピロッシ)とヘクター(バーベラ)との一件も結果に響いた。その後もフィニッシュまで諦めずに攻め続けたが、実際に前のライダー達をかわすことは難しかった。それでも怪我から徐々に復活してきて、追い上げてバトルをする感触も戻ってきたので、前回のエストリルよりはずっとレースらしいレースができた。実際に自分でも今日はかなりレースを楽しんだが、結果は決して良くない。もっとリズム良く走ることができれば10位以内を狙えたはずだ。天候が不安定だったのでマシンセッティングも容易ではなく、その中で良い状態に仕上げてくれたチームの皆に感謝したい。」

ポール・デニング 監督
「前回のエストリルでの復帰が第1ステップ、そして今回のこの結果は、アルバロにとって予想以上に大変順調な第2ステップになったと言って良いだろう。次のカタルーニャGPでより本格的な状態にまで持っていくことができれば理想的だ。昨年の最終戦バレンシアGP以来となるアルバロ本来のバトルができれば、それこそが今シーズンの本格始動となるだろう。次戦はライダーも充分なコンディションで走りますので、完全復活のリズラスズキに期待してください。」

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