[SUZUKI] MotoGP Rd.2 スペイン ジョン・ホプキンスがトップ10フィニッシュで大健闘

4月3日、スペイン ヘレスサーキットで開催されたMotoGP世界選手権第2戦で、リズラスズキのジョン・ホプキンスが10位に入る健闘を見せた。先月の開幕戦で負傷したアルバロ・バウティスタの代理として抜擢されたホプキンスは、2008年以来3年ぶりとなるリズラスズキでの復帰レースとなった。
 14番グリッドからスタートしたホプキンスは、オープニングラップから好調な走りを見せ、ほどなく8番手争いを展開する6台のグループの中へと入ると、その後は着実に周回を重ねた。レース終盤はタイヤのグリップに悩まされながらも粘り強い走りで他のライダーの追随を許すことなく10位でフィニッシュ。そのライディングは終始スムーズで、マシンコントロールも最後まで確実におこなった。

 この日は早朝から雨の降るあいにくの天気にもかかわらず、ヘレスサーキットには12万3750人の観衆が詰めかけた。ウェットになった路面コンディションに苦戦するライダーも多く、ポイントリーダーのC・ストーナー(ホンダ)やM・シモンチェリ(ホンダ)など計5名のライダーが転倒リタイヤする波乱もあった。地元スペインのJ・ロレンソ(ヤマハ)が2位のD・ペドロサに19秒以上の差をつけ優勝したことで、ランキングトップが入れ代わった。
 負傷中のバウティスタの次戦復帰が難しい場合についての代理ライダーは現在まだ決定していないが、リズラスズキは、5月1日エストリルで開催されるポルトガルGPに向けた準備を進めており、チーム体制の発表が待たれる。

コメント
ジョン・ホプキンス 10位
「トップ10でフィニッシュできたことは、まず悪くない結果だ。今回のレースをレースウィークの金曜日に取りかかった時はさすがに不安もあったが、とにかくきちんと結果を出すことがこの週末の最大の目標だった。プラクティスから少しずつタイムを詰めていき、プロとして出来る限り良いレースをしようと取り組んだ。スタートである程度前に出ることができれば、あとはペースを保って行けるのではという作戦だった。 それでスタートから積極的に出て行った。第3コーナーでリアが流れ、マシンが横向きになってしまうといったミスもあり、なかなか思うように追い上げられなかったが、それでもドゥカティ2、3台とその他を含む8番手争いのグループに加わることができた。しかし、その後、タイヤグリップに違和感が出てきてしまった。自分にとってはモトGPマシンをウェットコンディションで走らせるのも、ブリヂストンのウェット用タイヤを使うのも本当に久しぶりのことだったので、マシンセッティングが完全に出ておらず、レース前半の走りでタイヤを消耗し過ぎた。そのようなわけでレース終盤はペースも上がらなかったが、他のライダーが次々と転倒して、自分はトップ10圏内にいるとわかっていたので、ここは無理せず着実にフィニッシュすることを考えた。
今回、モトGP出場の機会を与えてくれたリズラスズキに心から感謝すると共に、パドックでのチームの仕事ぶりはすべてが素晴らしく、自分も非常に楽しんで、充実のレースウィークだった。今後もぜひまたモトGPを走りたいのはもちろんだが、今シーズンの本来の仕事であるイギリス選手権に集中しなくてはならない。改めて、今回のレースについては、アウェイで走る素晴らしい機会を再び与えてくれたリズラスズキに、本当に感謝している。」

ポール・デニング 監督
「ジョンは昨日、久しぶりのモトGP復活でトップ10に入ることが出来れば最高だと私に言って、本当にその通りの結果を出した。タイヤに悩まされながらも彼自身とGSV-Rの両方をじつに上手くコントロールし、大きなミスもなく頑張ってくれた。実際に決勝レースはかなり厳しい状況になり、ラスト3周回はとにかく転倒を避けて走ることに専念することでフィニッシュできた。最初の10周回ではジョンは周りの6台にまったく引けを取らず確実に8位争いをしていたので、他チームよりも早いタイミングでタイヤを消耗したことは確かに失敗だったが、今季ウェットコンディションでの走行は初めてだったということもあり、スズキもリズラスズキも、今日のタイヤについてのデータを今後に役立てたい。突然の起用にもかかわらず、快く久しぶりに古巣に戻り、プロフェッショナルな走りで素晴らしい活躍を見せてくれたジョンに、私個人としても感謝している。 また、アルバロがマドリッドからクルマを運転して応援に駆けつけてくれたことも大変嬉しかった。アルバロはとても元気そうで、治療経過も順調とのことだ。次のレースをどのようにおこなうかについて、できるだけ早くアナウンスしたいと思う。」

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