[SUZUKI] MotoGP Rd.1 バウティスタ負傷でリズラスズキが開幕戦を欠場

2011年モトGPの開幕戦となる3月20日のカタールGP決勝を前に、リズラスズキのアルバロ・バウティスタが18日の最終フリー走行で転倒、左の大腿骨を骨折するというアクシデントに見舞われ、開幕レースの欠場を余儀なくされた。19日、バウティスタはドーハ市内の病院で手術を受け、このあと週明けにもスペインへ帰国し、一日も早いレースへの復帰のため治療に専念する。

この事態を受けてリズラスズキは、第2戦スペインGPに向けたバウティスタの代役としてジョン・ホプキンス(アメリカ)を指名した。開幕戦での代役として、ホプキンスとテストライダーの青木宣篤のエントリーも一度は検討されたが、青木は東北関東大震災による一連の影響もあり、ホプキンスがアメリカから、青木が日本から急きょカタール入りできる状況ではなかった。チームはまたMotoGPクラス経験のあるMoto2クラスのライダーにも接触を図ったが、望ましい展開は得られず、最終的に開幕戦への欠場を決断した。

■ポール・デニング 監督 コメント

「2011シーズンがまだ始まらない事態となった。かなり深刻な状況に直面している。これまでの間、テストはコンスタントにコンペティティブで順調だった。アルバロはメンタル面も並外れた闘争心に燃えており、セッションやテスト時よりもレースで実力を発揮していたので、我々もおおいに期待していた。今回の転倒は、新品のタイヤが温まるよりも前にスピードを上げ過ぎたという、非常にシンプルなもので、昨年のムジェロでのロッシのアクシデントと似ているが、アルバロは木曜にタイムが出なかったため、それを挽回して上位に行かなければというプレッシャーがあったのかも知れない。しかし不幸にもアルバロは高い代償を払うこととなった。レースは常に限界ぎりぎりの世界で、成功と悲劇は紙一重だ。大変残念なことだが、手術で大腿にピンを入れたアルバロには入院生活と厳しいリハビリが待っており、しかし彼は必ず復帰するだけのパワーを持ったライダーだ。今回、彼を応援し、心配してくれているすべての方々に、特に深夜2時に病院へ来てくれて様々なアドバイスをくれたクリニカ・モービルの医師団とスタッフの皆さんに感謝したい。

開幕レースに関しては、何とかして我々のマシンに乗る代役ライダーを見つけたかったが、ジョンとノブは不可能だった。MotoGP経験のあるMoto2 クラスのチームにも打診したが、開幕戦という状況もあり、我々の要求は受け入れられなった。MotoGPとリズラと、その他すべてのパートナー企業のために交渉したが、彼らにはやはり重責なのかも知れない。ジョンは勿論アルバロの容態を気にかけており決して喜んではいないが、第2戦はうまくやってくれると思う。そのためにはマシンテストをおこないたい。アルバロのレース復帰時期は、まだ明らかではないが、エストリル(第3戦ポルトガルGP)とルマン(第4戦フランスGP)の時は、ジョンは参戦予定のイギリス選手権と日程が重なることから、第3戦以降についても考えていかなければならない。

最後に今一度、アルバロとチームを応援してくれる皆様に感謝を申し上げます。今のこの状況に我々は全力で立ち向かい、最善を尽くして頑張りたい」

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