[HONDA] JMX Rd.9中国 IA1の増田一将と平田優が表彰台に登壇。IA2の深谷広一はヒート1で3位

今季の全日本モトクロス選手権も、いよいよ終盤戦に突入。最終戦前の大事な一戦となる、第9戦中国大会が開催された。会場となった広島県のグリーンパーク弘楽園は、観光名所としても知られる尾道から北西に30kmほどの場所に位置する、世羅町の山中にある。

本来、ハードな路面を特徴とするこのコースだが、今大会は各クラスの予選が行われた土曜日に雨が降り、この影響で決勝日も路面はマディコンディション。IAクラスでも転倒車が続出する、タフなレースとなった。

ただし日曜日は、天候そのものには恵まれ、さわやかな秋晴れに誘われるように、バイクで観戦に訪れるライダーの姿も多く見られた。

▼IA1(450/250)ヒート1

DREAM Honda RT Masudaの増田一将が、スタート直後の1コーナーへと真っ先に飛び込むと、ショートカットされた短い1周目を3番手でクリア。これに、DREAM Honda RT Hirataの平田優が続いた。フルコースとなった2周目以降、増田と平田は、トップの田中教世(カワサキ)と2番手を走る小島庸平(スズキ)を追った。

しかし、トップ2台とのわずかな差を詰められないまま、増田と平田は3番手争いを展開。するとここに熱田孝高(スズキ)が迫ってきた。そして、一度は熱田を退かせた両者だったが、6周目に平田、7周目には増田が、熱田の先行を許してしまった。

その後も、増田と平田は接近戦を繰り広げるが、レース終盤になって増田が転倒により6番手まで後退。これにより平田は、単独の4番手となった。そしてレースは、15周でチェッカー。難しいコンディションのなか無転倒で走りきった平田が4位、レース終盤でのミスが悔やまれた増田は、6位でのフィニッシュとなった。

▼IA1(450/250)ヒート2

スタート直後に、各所で多重クラッシュが起こる荒れた展開。5台ほどが絡んだ1コーナー立ち上がりのクラッシュでは、HRF SEKI Racing MotoRoman&KBF-RSの北居良樹が負傷し、そのままレースをリタイアすることになった。しかしホールショットを奪った増田は、それらとは無縁で1周目を先頭でクリアした。

また平田も、これらのクラッシュに巻き込まれることなく、田中に次ぐ3番手でオープニングラップを切り抜け、前を走る2台を追った。2周目、増田は田中に抜かれてしまうが、その後は大きく離されることなく田中を追走。レース序盤から、トップ3台が後続を引き離していった。

レース後半、田中と増田の差は拡大。逆に増田は平田の接近を許したが、周回遅れの出現したタイミングなどにより、増田と平田はタイム差の増減を繰り返すのみで、順位変動には至らず。そのまま、増田が2位、平田が3位で表彰台に登壇した。なお、前大会で手首を負傷したDREAM Honda RT Fukudomeの福留善秀は、この大会を欠場した。

▼IA2(250/125)ヒート1

HRF SEKI Racing MotoRoman&KBF-RSの深谷広一が好スタートを決めたが、直後に転倒車を救出するために赤旗が提示され、レースはやり直しになった。それでも深谷は集中を保ち、再びすばらしいスタートダッシュをみせ、1周目を山本鯨(スズキ)に次ぐ2番手でクリア。ところが3周目までの間に、深谷と山本の差は11秒ほどまで開いてしまった。

そして深谷は、4周目には山本との差を9秒ほどに縮めたが、5周目に転倒して5番手に後退。しかしここから追い上げをみせ、次周にはまず、タイトル争いを繰り広げるライバルのひとりである勝谷武史(カワサキ)をパス。さらにレース終盤になって、加藤吏一(カワサキ)の攻略にも成功。そのまま3位でチェッカーを受け、表彰台に登壇した。

▼IA2(250/125)ヒート2

ヒート1で小島が大きくポイントを取りこぼしたため、ランキングトップの小島に対し、深谷と勝谷が同点の5ポイント差にまで迫った状態で迎えたヒート2。スタート直後からその3名がトップ争いを繰り広げる、白熱のレースとなった。レース序盤は、トップを走る小島を、2番手の勝谷と3番手の深谷が、5 秒差以内で追う展開となった。

そしてレース中盤、深谷は勝谷をパスして2番手に浮上。するとそのまま、小島へと接近し、レース後半にパッシングを試みた。ところがこの際に深谷は転倒。再スタートは切られたものの、トップ2台からは大きく遅れた3番手となってしまった。結局、この転倒以降に少しペースを落とした深谷は、終盤にも1 つ順位を落としてしまい、4位でゴールした。

▼レディース

コース状況不良により、このクラスのみコースレイアウトの一部が変更された。このレースで勝てば全日本3連覇が決まる、HRF SEKI Racing MotoRoman&KBF-RSの益春菜は、同じくCRF150Rを駆るTEAM HAMMERの山本泉とともに好スタートを切るが、両者とも1周目に転倒。安原さや(ヤマハ)、山本、鈴木沙耶(スズキ)、益、邵洋子(スズキ)の順で、 1周目をクリアした。

2周目、益は鈴木をパスして3番手に浮上。しかし3周目に、コースアウトにより6番手まで後退。また山本もこの周に転倒し、順位はキープするも安原との差が10秒以上に拡大してしまった。その後、山本は安原との差をキープし、8周のレースを2位でゴール。また益は、5周目には4番手まで追い上げたが、6周目にも転倒。4位でフィニッシュした。

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