[HONDA] MotoGP Rd.14 日本GP予選 アンドレア・ドヴィツィオーゾが初のポールポジションを獲得、青山博一は14 番手

■日時 : 2010 年10 月2 日(土) フリー走行&公式予選
■開催地 : 栃木県 茂木町 ツインリンクもてぎ
■天気 : 晴れ

日本グランプリの2 日目は昨日に続き好天に恵まれ、2回目のフリー走行と予選が行われた。

このフリー走行は、その後の予選及び明日の決勝に向けた最後の調整の場として、重要なセッションとなる。9 時55 分から開始されたMotoGP のフリー走行では、Repsol Honda Team のアンドレア・ドヴィツィオーゾが2 番手、マルコ・シモンチェリ(Team San Carlo Honda Gresini)が8 番手につけた。
以下、ランディ・デ・ピュニエ(LCR Honda MotoGP)が12 番手、青山博一(Interwetten Honda MotoGP)が13 番手、マルコ・メランドリ(Team San Carlo Honda Gresini)が14 番手。

尚、Repsol Honda Team のダニ・ペドロサは、昨日のフリー走行で転倒し、左鎖骨を2 ヵ所骨折する不運に見舞われた。ペドロサは、手術を受けるため、急遽スペインに帰国。Honda のホームサーキットでの戦いに期待を高めていただけに、残念な結果となった。

13 時55 分、気温24℃、路面は41℃のドライコンディションの下、MotoGP クラスの予選がスタート。
午前のフリー走行で2 番手をマークしたアンドレア・ドヴィツィオーゾは、1 分47 秒936 から徐々にタイムを更新。ホルヘ・ロレンソ選手(ヤマハ)やヴァレンティーノ・ロッシ選手(ヤマハ)、そしてランディ・デ・ピュニエなども同じく1 分47 秒台に入れる。後半に入ると47 秒台前半でさらにトップ争いが激しさを増す。ロレンソ選手が1 分47 秒226 をマークし、僅差でトップのドヴィツィオーゾを逆転するも、セクター2 と4 でタイムを縮めたドヴィツィオーゾが1 分47 秒223 で再びトップに浮上。しかし、ケーシー・ストーナー選手(ドゥカティ)が1 分47 秒105 までペースを上げトップに立ち、お互いが譲らずトップの順位が激しく入れ替わる展開となった。終盤に入り順調にセットアップを進めたドヴィツィオーゾが、一気にタイムを縮め1 分47 秒001 で再びトップに浮上。MotoGP クラスにステップアップして、初めてのポールポジション獲得となった。明日の決勝レースには、今期2 回目となる優勝への期待がかかる。ランディ・デ・ピュニエは、後半タイムをあげることができず、1 分47 秒752 で予選を終え、7 番グリッドからのスタートとなる。その後方には、マルコ・シモンチェリが1 分47 秒914 で8 番グリッドを獲得。シモンチェリのチームメイト、マルコ・メランドリは健闘するも、12 番グリッドからのスタート。日本期待の青山博一は、昨日までの調子から一転14 番手にランクインとなった。

Moto2 クラスの2 回目のフリー走行では、昨日2 番手のトニー・エリアス(Gresini Racing Moto2)がひとつ順位を上げトップにつけ、フリアン・シモン(JIR Moto2)は2 番手に後退した。高橋裕紀(Tech 3 Racing)は20 番手、森脇尚護(モリワキレーシング)が24 番手、手島雄介(FCC TSR)は32 番手につけた。Moto2クラスは、今回が日本初開催のうえ、タイム差が小さく接戦となっているため、日本勢はフリー走行後も予選に向けての最終調整に余念がない。

午後の公式予選では、序盤からトニー・エリアスがトップを保っていたが、予選終了まで残り3 分を切る頃、フリアン・シモンが1 分53 秒008 をたたき出し一気にトップに躍り出る。一方、6 番手を走っていたスコット・レディング(Marc VDS Racing Team)も1 分53 秒292 で2 番手に浮上するなど、終了間際に上位陣が激しく入れ替わる。そして迎えた最終ラップに、それまで13 番手前後を走っていた高橋裕紀(Tech 3 Racing)が、一気にペースを上げ1 分53 秒439 をたたき出し3 位に入る。高橋は第7 戦のカタルニアGP で優勝、第10 戦のチェコGP で2 位に入賞しており、フロントローでスタートする明日の決勝では、表彰台への大きな期待がかかる。

<MotoGP クラス 公式予選後のコメント>

■ 1 位 #4 Repsol Honda Team アンドレア・ドヴィツィオーゾ
「とても良い1日になった。正直、ここまで良い結果につながると思っていなかったので、驚いている
が、マシンのセットアップが順調に進み、予想以上に速いタイムを出すことができた。もてぎは、Hondaのホームサーキットでもあるので、明日の決勝でも好成績を残せるようがんばりたい。今日の成績は、チームが一生懸命取り組んでくれた結果だ。彼らに感謝している。」

■ 7 位 #14 LCR Honda MotoGP ランディ・デ・ピュニエ
「今日の結果には満足している。セットアップも順調にいった。怪我をする前のフィーリングを取り戻しつつあるから、前よりも自信があるよ。明日は、雨の予報が出ているから、それが一番心配だ」

■ 8 位 #58 Team San Carlo Honda Gresini マルコ・シモンチェリ
「後半にかけタイムを上げることができた。もう少し時間があれば、セカンドローまで順位をあげることができたかもしれない、残念だ。明日の決勝に向けて順調に進んでいるが、本当は最後のセクターでタイムをロスしているので、ここでタイムアップすることが課題だ。電子制御システムのセットアップ次第で、コーナーの加速スピードが変わるかもしれない。明日はチームと力を合わせて頑張りたい。」

■ 12 位 #33 Team San Carlo Honda Gresini マルコ・メランドリ
「このセッションもこれまで解決できていない問題で、思うように走れなかった。午前中は微熱があったが、ドクターのケアで予選では体調を戻すことができた。もし明日雨が降れば、ドライコンディションとは違った結果になるかもしれない。」

■ 14 位 #7 Interwetten Honda MotoGP 青山 博一
「順位はあまりうれしくないけど、昨日目標に設定していた1分48秒台はクリアできた。全体のタイムは詰まっているけど、他の選手が一発タイムを上げてきたのでこの順位になった。セットアップは昨日から試しているものを引き続き進めているが、まだ課題が残る。明日朝のウォームアップで出来る限り解消して決勝に備えたい。この問題が解決できれば、先に進めると思う。今回は、ダニのサスペ
ンションエンジニアが自分のマシンのケアもしてくれているので、その力も借りてセットアップを進めていきたい。」

■ Repsol Honda Team 監督 山路敏幸
「アンドレアのポールポジションは、レプソル・ホンダ・チームのライダーとしてそしてMotoGP クラスとしても初めてのことで、彼自身はもちろんチームにとっても重要な功績となる。昨日のダニのアクシデントを考えると、とてもうれしいことだ。これは、アンドレアとチームの頑張りが結果につながったと思う。しかし、明日は本番で重要な1 日になる。天気が心配だが、雨の場合でも準備は整っている。日本のファンの方々を前に、どれだけチームが力を発揮できるかだと思う。」

<Moto2 クラス 予選後の各ライダーのコメント>

■ 3 位 #72 Tech 3 Racing 高橋 裕紀
「今朝まで何をやってもうまくいかなかったが、午後にセッティングを大幅に変えてそれがいい方向に行った。最後は、前を走っているライダーを目印にさせてもらってタイムを出した。まさかフロントロー3番手になるとは思わなかったのでうれしい。アベレージも悪くない。最後の最後でベースが見つかった。ロングラップは走れてないけど、今朝までに比べたらずっとよく走れるようになった。明日はもちろん優勝を狙ってがんばります。」

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