[Kawasaki] 全日本ロードレース選手権 第5戦 レポート

安定したラップタイムをきざんで4位入賞 シリーズランキングはトップとわずか2.5差の3位に

残暑が厳しかった中国地方も、レースウィークに入って一気に秋の気配となった。岡山国際サーキットの全長は3.7キロ。山あいにレイアウトされているにも関わらず、その高低差は30メートル弱と、大きな起伏を感じさせないテクニカルサーキットだ。カワサキにとっては九州オートポリス同様、ホームコース的な存在として親しまれているだけに、柳川を含めカワサキ勢への応援も大きかった。

■全日本ロードレース レポート

土曜日に行われたJSB1000の予選はノックダウン方式。Q1〜Q3の各セッションで決勝グリッドを確定するが、昼過ぎから降り出した雨が止まず、ウエット宣言下でのコースインとなった。事前テストでも雨の走行はなく、いきなりのウエットコンディションに各ライダーがとまどう中、柳川は淡々と周回を重ねて、1分44秒405のタイムで第1セッションを3位で通過した。

第2セッションに入ると雨も小ぶりになったが、レコードライン上にはまだウエット部分があちこちに見られ、タイヤはレインのまま。第3セッションへのステップととらえた柳川は、無理をせず44秒台半ばのタイムをマークして8番手で終了した。レコードラインが乾きはじめた第3セッションで、柳川はユーズドのスリックタイヤでコースイン。手応えを感じた柳川は、残り数分で予選用の新品タイヤに履き替えて、最終アタックに臨む予定だった。がしかし、ピットインのタイミングがわずかにずれてしまい、予選用タイヤを投入できないまま1分32秒715で5番手グリッドとなった。

日曜日は快晴。前日までの風も弱くなり、絶好のレース観戦日和となった。JSB1000の決勝レースは20ラップ。2列目からのスタートとなった柳川は、絶好のスタートを決めて1コーナーに向かったが、前列のマシンにインサイドをふさがれ、リスクを背負ってまでの無理はできなかった。それでも5番手で1周目をクリアした柳川は、1分30秒台後半でトップグループの最後尾につけ、目の前の秋吉(ホンダ)、亀谷(ホンダ)を追う展開となった。

なかなかギャップを詰められずに、我慢のレース展開を強いられていた柳川だったが、1分31秒台半ばのタイムを維持し、後続に対するアドバンテージを着実に広げつつあった。そんな中、7周目には3位争いをしていた亀谷がコースアウトして、大きく後退。柳川は4番手に浮上した。

その時点で3番手に対してはシビアなタイム差があったものの、残り周回数を考えるとしぶとい走りを続けて行くことが最善だと判断した柳川は、安定したタイムをきざむことに専念。周回遅れを挟んでもなお、31秒台をキープして、追いすがる高橋(ホンダ)を振り切ってそのままチェッカー。シリーズポイントは 18を積み重ねて、86.5まで伸ばし、トップとわずかに2.5ポイント差のランキング3位となった。

関連記事

編集部おすすめ

  1. 大阪のインディアン正規販売店「単車屋吉田」が出展 10月28日(日)に大阪府の泉大津フェニ…
  2. 国際A級スーパークラスで新記録となる6年連続チャンピオン 2018 MFJ※全日本トライア…
  3. 2018 FIM※ロードレース世界選手権権シリーズ第16戦日本GP(10月21日開催)に…
  4. ライダー&ファクトリーマシンのフォトタイムも! HYODのフラッグシップストア“HYOD …
ページ上部へ戻る