[HONDA] JMX Rd.8近畿 IA1の増田一将が今季初優勝を達成! レディースクラス優勝の益春菜は3連覇に王手!

2カ月弱の長い夏休みが終わり、全日本モトクロス選手権の第8戦が、開幕戦でも使用された奈良県の名阪スポーツランドで開催された。サンド質の路面を特徴とするコースは、開幕戦から一部のレイアウトが変更され、よりテクニカルな設定となっていた。

今大会のIAクラスには、第4戦以来、全日本では2回目となる、シュートアウト方式が採用された。これは、従来の決勝ヒート2を、IA1とIA2の混走にするというもの。各クラスのヒート1上位14名ずつに、10分+1周で競われる混走ラストチャンスレースの上位2名を加えた30台が、通常のヒート同様に30分+1周で競われるIAシュートアウトに出場した。

天候は、予選が行われた土曜日、決勝が開催された日曜日ともに晴れで、気温は土曜日が30℃、日曜日はそれ以上まで上昇した。ライダーは、厳しい残暑とも勝負することになった。

▼IA1(450/250)ヒート1

DREAM Honda RT Masudaの増田一将がホールショットを奪うと、そのままトップで1周目をクリア。2番手に田中教世(カワサキ)を挟み、DREAM Honda RT Fukudomeの福留善秀、DREAM Honda RT Hirataの平田優がこれに続いた。2周目、福留が一気に2台をパスしてトップに浮上。増田が2番手となり、平田は5番手に後退した。

レース序盤から中盤にかけて、先頭集団の9台は、まるでスタート直後のような混戦を続けた。こうした状況の中、5周目に福留がミスにより5番手に後退。再び増田がトップに立ったが、7周目に成田亮(ヤマハ)、8周目に小島庸平(スズキ)に抜かれてしまい、3番手に後退した。

レース後半、4番手に浮上していた福留が増田をパス。その後、増田と福留は新井宏彰(カワサキ)の先行を許し、4番手に福留、5番手に増田となった。ところが、残り2周のところで福留が転倒して負傷。リタイアとなってしまった。レースは18周でチェッカー。増田が4位、平田が6位に入賞した。

▼IA2(250/125)ヒート1
HRF SEKI Racing MotoRoman&KBF-RSの深谷広一が好スタートを決め、1周目をトップでクリア。また、深谷と同じチームに所属する星野優位は、1周目9番手から一気に追い上げ、4周目には4番手まで順位を上げた。5周目、星野は田中雅己(ヤマハ)の転倒により3番手に浮上するが、深谷は中村友則(カワサキ)の先行を許し、2番手に後退した。

レース中盤、深谷は中村をピタリとマークすると、レース後半になってパッシングに成功。再びトップに立った。しかしレース終盤、またもや中村に抜かれてしまい、2番手にポジションダウン。最後まで粘りをみせた深谷だったが、そのまま2位でチェッカーを受けた。なお星野は、レース中盤に順位を1つ落としたが、5位入賞を果たした。

▼IAシュートアウト
増田は再び好スタートを決め、1周目を3番手でクリア。また深谷も、全体では8番手で、クラスでは2番手と、好位置からのレース開始となった。しかし、平田はスタートでミスし、1周目19番手からの追い上げを強いられた。2周目、深谷が転倒を喫し、13番手に後退。レース序盤、増田は前を走る田中と成田を追走した。

6周目に、増田はまず成田をパス。勢いをキープし、次周には成田を引き離して田中に迫ると、トップ浮上に成功した。すると、2周目にはこのヒートのファステストラップを叩き出し、スピードにもアドバンテージがあった増田は、一気に田中との差を拡大した。

レース後半、増田と田中の間隔は変わらなくなったが、それでも増田は数秒のアドバンテージをキープ。すると、レース終盤になって田中が後退。これで、より有利な状況となった増田は、そのまま単独走行を続けてフィニッシュ。今季初優勝を挙げた。平田は、驚異的な追い上げで6位入賞。深谷は全体の9 位、IA2の3番手まで順位を回復してゴールした。

▼レディース
前戦に続き、HRF SEKI Racing MotoRoman&KBF-RSの益春菜がホールショット。オープニングラップを、益、邵洋子(スズキ)、こちらもCRF150Rを駆るTEAM HAMMERの山本泉と岸萌水、安原さや(ヤマハ)の順でクリアした。2周目、岸は安原に抜かれて5番手に後退。山本は、懸命に順位をキープしようと試みたが、4周目に安原に抜かれ、4番手に後退した。

レース序盤、益は快調な走りで、邵との差を拡大。大きなアドバンテージを築いた。レース終盤になって、邵を抜いた安原が、益へと接近したが、それでも益と安原の差は5秒以上。結局、益は9周をほぼノーミス走行でまとめ、今季4勝目を挙げた。山本は4位、岸も5位で入賞を果たした。なお、早ければ次戦で、益の全日本3連覇が決定する。

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