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コラム

「トイレバイク」が街に出現!?
昨日の新聞に、TOTOがシートにトイレの便座をはめ込んだ3輪バイク、「トイレバイクネオ」を横浜市内で走行させ、通行人らの注目を集めたという記事が載っていた。

これはトイレ国内1位のシェアを誇る衛生陶器メーカーTOTOがメーカーに製造を依頼した特注品で、家畜の排せつ物や生活排水から生成するバイオガスを燃料に使用。満タンで約300kmの距離を走るそうだ。すでにネットなどで見た人も多いと思う。

デザインがユニークで、シートの代わりに最新の節水型トイレの便器がセットされている。車体後部には巨大なガスタンクを搭載し、その上にはトイレットペーパーのオブジェが風ではためく仕組み(笑)。音声機能、音楽再生機能、LEDメッセージ照明など多くの機能を備え、人と会話するトイレをコンセプトにしているという。

なぜこんな乗物を作ったかというと、実は同社の環境配慮型製品のアピールが目的とのこと。昨年10月にTOTO小倉工場をスタートし、環境負荷低減の取り組みをアピールするために全国を回っている最中だ。

ただ、これに対し海外メディアには、「日本がなんとウンチで動くバイクを作った。しかも話す。これはクレイジー!」と書き立てられ、「トイレが話すとはすごいアイデア。ライダーが便秘で燃料切れが心配な時に、トイレが慰めてくれる……とはいかないが、運勢や天気予報は教えてくれたりする」との記事が掲載されるなど、報道がエスカレートした模様。

まあ、高機能トイレというガジェット自体がちょっとコミカルでもあり、ライダーが便器に腰かけている真顔の写真だけ見せられれば、ちゃかされても当然ではあるが、本当は企業としての立派な広報活動の一環なのである。

個人的にはバイオ燃料とそれを使って動くエンジンのほうに関心がある。
生物由来で実質的に二酸化炭素を排出せず、しかも再生可能ということで、世界中で注目されている燃料である。ただ、米国ではトウモロコシを原料とするバイオエタノールが、昨今の干ばつ被害による原料高騰でやり玉に挙げられるなど問題も少なくない。

そう考えると、排せつ物から作られるバイオガスの利用が真剣に議論される日がくるかもしれない。「臭いものにフタを」などと言ってられないのだ。ちょっと複雑な気分である。

[外部サイト]
TOTO トイレバイクNEO

Webikeニュース編集長 ケニー佐川    

情報提供元 [ Webikeニュース編集長 ]
情報更新日 [ 08月28日 11:00 ]
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